必要とされてる?
2008年 08月 21日
今年のオリンピック観戦(TV)はちょっといろんなことを感じている。
今までは勝敗や記録の素晴らしさばかりに目を奪われていたが、今回ほど「国VS国」、「対国民の評価」「帰化してまでも出場」を感じた大会はない。
開催国が基本、日本と仲良しではない(と思う)国なので、開催前からあらゆる事で‘荒’を探して報道されていた感があったし、いざスタートしたら、審判判定が勝敗を左右する競技での不可解さも感じた。
また、勝っても負けても棄権しても、こんなに一国民からバッシングを受けるものか、とnet世界の恐ろしさも感じた。
そして、私が一番感じたのは“ネットを挟んで小さい白い玉や羽を打ち合う”競技、あっちこっちの国々に沢山のアジア人選手が居たこと。
「あの国は移民も少ないから(私見)基本印象は白人の国。」とか思っていた国に、思いがけなく漢字の名前(でも表記は英語)の選手が結構な数でていて驚いた。
その代表格といえる卓球競技で、隣国から帰化した選手がいて、たまたま試合を観る機会があった。解説を聞いていると、当初は言葉の壁で苦労したり、食べ物の問題で体調が不良だったり、大変な努力をして代表になったようだ。
オリンピックの花形競技、シンクロナイズドスイミングで、シンクロの母・井村氏が隣国に招聘された時、彼女は「国賊扱いされるとは思わなかった」とコメントを出した。
これが例えば、アメリカのハリウッドでアメリカ人以外の俳優が活躍すれば賞賛に値するが、いざスポーツ、ましてやオリンピックに出る選手やコーチとなると、自国以外の他国で活躍することは、本当に精神的に大変なのだ、と痛感した。
私の仕事はサービス業で、最近は日本在住の外国人のお客様の対応も多い。
基本、日本語で応じることになっている我が社では、日本のルールを飲み込めず、カタコトの日本語で意味の通じない時など、結果実際の話、迷惑なお客様扱いである。
正直個人的には内心、国際社会の昨今英語対応のカスタマーを用意するのが当然なのでは?と思っている。
異国から来た人々は、今回のオリンピックで住んでいる国と母国とどちらを応援したのだろうか。先の井村氏は中国だろう。あの有名な横綱は母国を応援していたような気がする。 勿論両方!と言う方もいるだろう。
「いま居る処が一番好きだ」といえることは幸せなことで、今居る処で必要とされているのだ、と感じられることなのかもしれない。
今までは勝敗や記録の素晴らしさばかりに目を奪われていたが、今回ほど「国VS国」、「対国民の評価」「帰化してまでも出場」を感じた大会はない。
開催国が基本、日本と仲良しではない(と思う)国なので、開催前からあらゆる事で‘荒’を探して報道されていた感があったし、いざスタートしたら、審判判定が勝敗を左右する競技での不可解さも感じた。
また、勝っても負けても棄権しても、こんなに一国民からバッシングを受けるものか、とnet世界の恐ろしさも感じた。
そして、私が一番感じたのは“ネットを挟んで小さい白い玉や羽を打ち合う”競技、あっちこっちの国々に沢山のアジア人選手が居たこと。
「あの国は移民も少ないから(私見)基本印象は白人の国。」とか思っていた国に、思いがけなく漢字の名前(でも表記は英語)の選手が結構な数でていて驚いた。
その代表格といえる卓球競技で、隣国から帰化した選手がいて、たまたま試合を観る機会があった。解説を聞いていると、当初は言葉の壁で苦労したり、食べ物の問題で体調が不良だったり、大変な努力をして代表になったようだ。
オリンピックの花形競技、シンクロナイズドスイミングで、シンクロの母・井村氏が隣国に招聘された時、彼女は「国賊扱いされるとは思わなかった」とコメントを出した。
これが例えば、アメリカのハリウッドでアメリカ人以外の俳優が活躍すれば賞賛に値するが、いざスポーツ、ましてやオリンピックに出る選手やコーチとなると、自国以外の他国で活躍することは、本当に精神的に大変なのだ、と痛感した。
私の仕事はサービス業で、最近は日本在住の外国人のお客様の対応も多い。
基本、日本語で応じることになっている我が社では、日本のルールを飲み込めず、カタコトの日本語で意味の通じない時など、結果実際の話、迷惑なお客様扱いである。
正直個人的には内心、国際社会の昨今英語対応のカスタマーを用意するのが当然なのでは?と思っている。
異国から来た人々は、今回のオリンピックで住んでいる国と母国とどちらを応援したのだろうか。先の井村氏は中国だろう。あの有名な横綱は母国を応援していたような気がする。 勿論両方!と言う方もいるだろう。
「いま居る処が一番好きだ」といえることは幸せなことで、今居る処で必要とされているのだ、と感じられることなのかもしれない。
by bijomaru0330am | 2008-08-21 23:45