「釣りキチ三平」を観る
2009年 03月 03日
「三月三日は・・・三平三平(みひらさんぺい)の日ぃ!」・・・と叫んだ、三平役の須賀健太君の元気な声があがった舞台挨拶付・試写会「釣りキチ三平」を観てきました。
監督は「あの」滝田洋二郎。事実上アカデミー賞受賞後の初・顔出しとなった今回、マスコミの放列はスゴかったです。
実は・・・あんまり知らない。このマンガ。
大体の皆さんはよく知っているでしょ、内容も。私はね、そりゃ、天才的に釣りの上手い山猿の様な野生児の少年の話とは知っていましたが、正直マンガ読んだことないんですよ、はい。アニメも観てないし。でも、三平の姿はたびたび目にしているし、イメージも一応あるんですよね(それくらいメジャーってことかな)。舞台挨拶で一緒に登壇なさった原作の矢口先生が、「健太クン無くしては実写化無し」と話していました。
な~んにも知らない私が勝手に持つ三平のイメージは損なわれなかったので、「正解」のキャスティングなんでしょうね!
ネタばれ・・・って、そんなの関係ないかな、この作品は。
秋田の大自然の川で行われている鮎釣り大会。幼馴染ユリ(土屋太凰)の声援の下、祖父・一平(渡瀬恒彦)と三平(須賀健太)が1・2位でフィニッシュ!それをインチキと言い出した釣り大会の勝者常連は大人げなく、難癖をつけてきた。三平は再戦を申し出、その様子を興味深く欄干から眺めていたのは、バス・フィッシングの本場アメリカで活躍するバス・プロの鮎川魚紳(塚本高史)だった。
なんか原作とはちょっと違ったストーリー展開らしいです、でもエピソードとかは忠実らしいです。愛子(香椎由宇)という三平の実の姉(かなりのウエイトを〆る重要な役)が出てきますが、原作では、なんら関係ない他人なんですね。
(私は釣り雑誌の記者、と思い込んでいた)
思うに、マンガではより少年雑誌向けの闊達で劇画寄りのイメージで、映画は家族愛やその映像の特性から自然の美しさにより焦点をあてているのではないか、と。
一平役の渡瀬さんが音を上げたらしい、秋田の大自然は、うっかりすると平凡、当たり前、と思えるほどごくごくナチュラルな撮れ具合。いや勿論美しかったですよ。いかにも、「ほら!大自然、スゴいっしょ!?みろみろ!ほ~らワイルド!」・・・じゃぁナイ。
私は幼少のみぎり、東北地方の田舎で育った経験があり、午前・午後に一本しかないような路線バス(乗り遅れたらそりゃ大事)に乗って沢遊びをした記憶があります。
(劇中似たようなバスのシチュエーションが笑える)
その時分は、「山があれば、沢はあるし、沢から川になって魚もいるのは当たり前。」な
生活だったので、正直珍しい映像でもなんでもなかったです、失敬。
(あんなに田舎!?・・・と思った既鑑賞者さま、そうなんです、自然いっぱいでした^^)
ただ、「あぁ、こんな自然、もう何年も触れていないな~、行きたいな。」と思えました。
話は、アメリカの大会をすっぽかしてきた魚紳さんと一平・三平は仲良くなり、原作マンガでも人気が高かったらしい「夜鳴き谷の怪物」をちょっとアレンジ、幻の巨大魚釣りに挑戦するんです。姉の愛子は東京で自立しており、田舎では三平の将来のためにならないと、ちょうど強引に連れにきた、という感じ。
私が期待していた、三平の釣り技術やあの独特な“片足あげポーズ(釣ったとき)”は始めの頃にサクサク観る事が出来ます。後半は三平(みひら)家族の絆や、三平(さんぺい)の釣りに対する情熱が中心。
巨大魚のVFXも駆使し、結構コミカルな描写も多く、無難に鑑賞出来る、滝田監督円熟の秀作でしょう。
エンディング曲はthe generous(ジェネラス)。
舞台挨拶終わりに満を持して堂々の登壇、中央に招かれていた。
知らない(私が知らないだけ?)ミュージシャンのわりにしっかり紹介されるのね、と思いきや、翌日のワイドショウ(CXの朝6時台)で、沢山話した香椎ちゃんや塚本クンはオールカットで、彼らが花束を渡すシーンがクローズUP!
なんだぁ?と思ったら、ボーカルの女子はあの、あの栄ちゃん、矢沢栄吉の娘さん^^;
なんだってー。長身の美声の美女でしたよ、確かに。
・・・大物だね。
「釣りキチ三平」@映画生活
監督は「あの」滝田洋二郎。事実上アカデミー賞受賞後の初・顔出しとなった今回、マスコミの放列はスゴかったです。
実は・・・あんまり知らない。このマンガ。
大体の皆さんはよく知っているでしょ、内容も。私はね、そりゃ、天才的に釣りの上手い山猿の様な野生児の少年の話とは知っていましたが、正直マンガ読んだことないんですよ、はい。アニメも観てないし。でも、三平の姿はたびたび目にしているし、イメージも一応あるんですよね(それくらいメジャーってことかな)。舞台挨拶で一緒に登壇なさった原作の矢口先生が、「健太クン無くしては実写化無し」と話していました。
な~んにも知らない私が勝手に持つ三平のイメージは損なわれなかったので、「正解」のキャスティングなんでしょうね!
ネタばれ・・・って、そんなの関係ないかな、この作品は。
秋田の大自然の川で行われている鮎釣り大会。幼馴染ユリ(土屋太凰)の声援の下、祖父・一平(渡瀬恒彦)と三平(須賀健太)が1・2位でフィニッシュ!それをインチキと言い出した釣り大会の勝者常連は大人げなく、難癖をつけてきた。三平は再戦を申し出、その様子を興味深く欄干から眺めていたのは、バス・フィッシングの本場アメリカで活躍するバス・プロの鮎川魚紳(塚本高史)だった。
なんか原作とはちょっと違ったストーリー展開らしいです、でもエピソードとかは忠実らしいです。愛子(香椎由宇)という三平の実の姉(かなりのウエイトを〆る重要な役)が出てきますが、原作では、なんら関係ない他人なんですね。
(私は釣り雑誌の記者、と思い込んでいた)
思うに、マンガではより少年雑誌向けの闊達で劇画寄りのイメージで、映画は家族愛やその映像の特性から自然の美しさにより焦点をあてているのではないか、と。
一平役の渡瀬さんが音を上げたらしい、秋田の大自然は、うっかりすると平凡、当たり前、と思えるほどごくごくナチュラルな撮れ具合。いや勿論美しかったですよ。いかにも、「ほら!大自然、スゴいっしょ!?みろみろ!ほ~らワイルド!」・・・じゃぁナイ。
私は幼少のみぎり、東北地方の田舎で育った経験があり、午前・午後に一本しかないような路線バス(乗り遅れたらそりゃ大事)に乗って沢遊びをした記憶があります。
(劇中似たようなバスのシチュエーションが笑える)
その時分は、「山があれば、沢はあるし、沢から川になって魚もいるのは当たり前。」な
生活だったので、正直珍しい映像でもなんでもなかったです、失敬。
(あんなに田舎!?・・・と思った既鑑賞者さま、そうなんです、自然いっぱいでした^^)
ただ、「あぁ、こんな自然、もう何年も触れていないな~、行きたいな。」と思えました。
話は、アメリカの大会をすっぽかしてきた魚紳さんと一平・三平は仲良くなり、原作マンガでも人気が高かったらしい「夜鳴き谷の怪物」をちょっとアレンジ、幻の巨大魚釣りに挑戦するんです。姉の愛子は東京で自立しており、田舎では三平の将来のためにならないと、ちょうど強引に連れにきた、という感じ。
私が期待していた、三平の釣り技術やあの独特な“片足あげポーズ(釣ったとき)”は始めの頃にサクサク観る事が出来ます。後半は三平(みひら)家族の絆や、三平(さんぺい)の釣りに対する情熱が中心。
巨大魚のVFXも駆使し、結構コミカルな描写も多く、無難に鑑賞出来る、滝田監督円熟の秀作でしょう。
エンディング曲はthe generous(ジェネラス)。
舞台挨拶終わりに満を持して堂々の登壇、中央に招かれていた。
知らない(私が知らないだけ?)ミュージシャンのわりにしっかり紹介されるのね、と思いきや、翌日のワイドショウ(CXの朝6時台)で、沢山話した香椎ちゃんや塚本クンはオールカットで、彼らが花束を渡すシーンがクローズUP!
なんだぁ?と思ったら、ボーカルの女子はあの、あの栄ちゃん、矢沢栄吉の娘さん^^;
なんだってー。長身の美声の美女でしたよ、確かに。
・・・大物だね。
「釣りキチ三平」@映画生活
by bijomaru0330am | 2009-03-03 23:45 | 試写会