誰もいない湾岸の6車線を斜めに渡る私を照らす月の光
昨夜のスーパームーンのなごりか まん丸でキラキラと美しい。
なのに辺りはひっそりと
まるで悲しみの去ることを息を凝らして耐えている様だ。
月よ。
貴方を同じ様に見上げるあの人達にこの思いを伝えて欲しい
こんなに美しい貴方を見ることなく逝った去りきれない幾千の命に
迷うことなく、安心していけるように、きっと復興させると伝えてほしい
思いも寄らない出来事に、
一番大事なモノの輪郭が月の光に浮かび上がる
金木犀の黄色い甘い香りが生ぬるい空気とともに春の訪れを伝える。
月の光よ
花の香よ
運んで欲しい、この思いを
春よ。
温かい太陽を、彼の地へ。
※ 3/20の月は‘エクストラスーパームーン’というんだそうです。
「ほぅ・・・。。」