「WALL・E / ウォーリー」を観る
2008年 11月 02日
随分早い段階からTVでもバンバン宣伝していた、「WALL・E」。観てきましたよ。
でも、宣伝量からは、本質が判らないようになっていたのね、やるなピクサー。
ただ、ロボット「ウォーリー」は見かけていたあのまんまのドジな可愛らしさでした。
実家にお掃除ロボット・ルンバが居る(「ある」ではない!)。
家電(大きな括りではそうであるが)ではなく、ロボットなので扱いはそれとは違う。
昔々電気工学の授業で作ったマウス(触覚接触でコースを変えるモノ)とちょっとにてて、愛着が沸く♪ついつい「ルンバ!」と声を掛けてしまう私(あぶねー)。
エラー音を出す時、「ヴゥン。」と低音の不満げな‘声’を出す(笑)んですが、ウォーリーもそんな‘声’出していました。理系の人が好き!な作品とかでなく(スゴイ好きと思うけど)、誰でもなんか愛着沸いて愛おしくなりますよ。いやいや~、いい作品でした。
ウォーリーはゴミ収集処理ロボット。時は29世紀どうやら地球上に人間はいないらしい。NYらしき、がらんどうのビル群のハズレにウォーリーはせっせとゴミを片し続ける。
・・・ウォーリーは独りぼっちみた・・・いや、ゴキブリ?なんか友達はいるのかな。
人間はどうしたんだろう?
↓ここからちょいネタばれあり。(でもほとんど書かない!今回は!)
オープニング、殺伐としたがらんどうのビル群をぬってウォーリーが行く。あちこちにゴミのブロックで‘山’を築く。途中、キャタピラの‘足’が壊れた!
すわ、しょっぱなからピンチか!と思ったら、ウォーリー、自分で‘足’を履き替えるの。
もう動かなくなった仲間からちょっと拝借。え~!?何、感情有りまくりなのねぇ~♪
ランチボックス持参の彼は、その中に道行く途中でお気に入りの落し物を拾って帰る。
帰るのよ、ちゃんと‘自宅’に。そこは彼のお気に入りがきちんと分類整理され、住み心地が良さそうな場所。この擬人化状態の「ウォーリー」に一気に引き込まれます。
毎度ピクサーの「人に在らざるモノ」は、実に親しみ深く可愛らしい。間違っても美的とは言いがたい(失敬)なのに。ウォーリーには小さな友人がいて(あれ結局なに?)、そのコにつかう気遣いとかが、いじらしいの。もうコミカル&キュート。
毎日、地道に楽しく過ごしている。けど・・・ちょっと寂しそうでもある。ウォーリーの仲間(同機種)はもういないみたい。
そこにすっごい近未来的なロボット「イヴ」が舞い降りてきた!とっても綺麗なイヴ(ツルピカボディ)。
ウォーリーは一目で恋をする。 って、イヴが女性でウォーリーが男性なの!?・・・そんなヤボな性別とか関係ないのかな、相手に恋する気持ちって^^
初めは影からひっそり見つめ、知り合ったら気を引こうと必死にアピールしまくり。
でも、イヴは何か探しに地球に来たらしい。何を?
結構乱暴で容赦ないイヴに放浪されながらもウォーリーは幸せそう!ガチャガタチャと変形するボディでその感情をまさに体現!いじらし~い。イヴもシンプルな体形ですが、感情の起伏を「目」だけで表現、判りやすい。徐々にウォーリーを受け入れていきます。
ある日、イブはあるモノを見せてくれたウォーリーの前で、いきなり「あるモノ」を体内に取り込みロック!イヴをここまでつれてきた母船が現れ強制収用されます。ウォーリーが黙ってみているわけもなく、イヴを追うー。そこから先は、是非是非劇場で!
お互いに見つめあう時、瞳の中に相手が映る。(CG綺麗だった)
ただ見ているだけでなく、相手を真摯に見て受け入れた時、人であっても人でなくても、その思いは心に移る。言葉なんて無くても(実際ほとんどナイし)伝わる。
宇宙空間での「二人」のランデヴーにちょっと涙が出そうになるのは私だけではなかった、と思います。
後半いろんなロボットが出てきて、実に楽しい♪
私のお気に入りは「潔癖症なマメなチビ」。貴方のお気に入りを探すのも面白いですよ。
心温まる、笑える、ファンタジー。何方でも楽しめるのでは。
(「ハリー」の穴埋めにはいい作品でした)
毎度おなじみ短編アニメのオマケ「マジシャン・プレスト」も付いてます。
こちらは実に人間味溢れる作品(!?)です。
「WALL・E」@映画生活
でも、宣伝量からは、本質が判らないようになっていたのね、やるなピクサー。
ただ、ロボット「ウォーリー」は見かけていたあのまんまのドジな可愛らしさでした。
実家にお掃除ロボット・ルンバが居る(「ある」ではない!)。
家電(大きな括りではそうであるが)ではなく、ロボットなので扱いはそれとは違う。
昔々電気工学の授業で作ったマウス(触覚接触でコースを変えるモノ)とちょっとにてて、愛着が沸く♪ついつい「ルンバ!」と声を掛けてしまう私(あぶねー)。
エラー音を出す時、「ヴゥン。」と低音の不満げな‘声’を出す(笑)んですが、ウォーリーもそんな‘声’出していました。理系の人が好き!な作品とかでなく(スゴイ好きと思うけど)、誰でもなんか愛着沸いて愛おしくなりますよ。いやいや~、いい作品でした。
ウォーリーはゴミ収集処理ロボット。時は29世紀どうやら地球上に人間はいないらしい。NYらしき、がらんどうのビル群のハズレにウォーリーはせっせとゴミを片し続ける。
・・・ウォーリーは独りぼっちみた・・・いや、ゴキブリ?なんか友達はいるのかな。
人間はどうしたんだろう?
↓ここからちょいネタばれあり。(でもほとんど書かない!今回は!)
オープニング、殺伐としたがらんどうのビル群をぬってウォーリーが行く。あちこちにゴミのブロックで‘山’を築く。途中、キャタピラの‘足’が壊れた!
すわ、しょっぱなからピンチか!と思ったら、ウォーリー、自分で‘足’を履き替えるの。
もう動かなくなった仲間からちょっと拝借。え~!?何、感情有りまくりなのねぇ~♪
ランチボックス持参の彼は、その中に道行く途中でお気に入りの落し物を拾って帰る。
帰るのよ、ちゃんと‘自宅’に。そこは彼のお気に入りがきちんと分類整理され、住み心地が良さそうな場所。この擬人化状態の「ウォーリー」に一気に引き込まれます。
毎度ピクサーの「人に在らざるモノ」は、実に親しみ深く可愛らしい。間違っても美的とは言いがたい(失敬)なのに。ウォーリーには小さな友人がいて(あれ結局なに?)、そのコにつかう気遣いとかが、いじらしいの。もうコミカル&キュート。
毎日、地道に楽しく過ごしている。けど・・・ちょっと寂しそうでもある。ウォーリーの仲間(同機種)はもういないみたい。
そこにすっごい近未来的なロボット「イヴ」が舞い降りてきた!とっても綺麗なイヴ(ツルピカボディ)。
ウォーリーは一目で恋をする。 って、イヴが女性でウォーリーが男性なの!?・・・そんなヤボな性別とか関係ないのかな、相手に恋する気持ちって^^
初めは影からひっそり見つめ、知り合ったら気を引こうと必死にアピールしまくり。
でも、イヴは何か探しに地球に来たらしい。何を?
結構乱暴で容赦ないイヴに放浪されながらもウォーリーは幸せそう!ガチャガタチャと変形するボディでその感情をまさに体現!いじらし~い。イヴもシンプルな体形ですが、感情の起伏を「目」だけで表現、判りやすい。徐々にウォーリーを受け入れていきます。
ある日、イブはあるモノを見せてくれたウォーリーの前で、いきなり「あるモノ」を体内に取り込みロック!イヴをここまでつれてきた母船が現れ強制収用されます。ウォーリーが黙ってみているわけもなく、イヴを追うー。そこから先は、是非是非劇場で!
お互いに見つめあう時、瞳の中に相手が映る。(CG綺麗だった)
ただ見ているだけでなく、相手を真摯に見て受け入れた時、人であっても人でなくても、その思いは心に移る。言葉なんて無くても(実際ほとんどナイし)伝わる。
宇宙空間での「二人」のランデヴーにちょっと涙が出そうになるのは私だけではなかった、と思います。
後半いろんなロボットが出てきて、実に楽しい♪
私のお気に入りは「潔癖症なマメなチビ」。貴方のお気に入りを探すのも面白いですよ。
心温まる、笑える、ファンタジー。何方でも楽しめるのでは。
(「ハリー」の穴埋めにはいい作品でした)
毎度おなじみ短編アニメのオマケ「マジシャン・プレスト」も付いてます。
こちらは実に人間味溢れる作品(!?)です。
「WALL・E」@映画生活
by bijomaru0330am | 2008-11-02 23:45 | 試写会