「ドラゴン・キングダム」を観る
2008年 07月 22日
そうですかぁ、初共演なんだ・・・(感慨深い・・・)。でもハリウッド作品で実現かぁ・・・(なんだか残念)。J×Jカンフー競演でも話題の「ドラゴン・キングダム」を観て来ました。
「観たいみたい!当てて!」という家族のリクエストに答え(よっしゃ!)、見事当てて観る醍醐味も加わり、JJファンの我が家にとって“夏のボーナス”みたいな作品でした。
「JJ」、すなわちそれは「ジャッキー・チェン×ジェット・リー」!!(わ~っパチパチッ)
主役(でいいのかな)は一応アメリカ青年・ジェイソン(マイケル・アンガラノ)なのかな・・・でも事実上完全に成龍と李連杰でしょう、見せ場は全~部彼らのクンフー!
↓ここから、ネタバレ少々
ジェイソンはカンフー・オタクのアメリカ青年。今日もチャイナタウンの老人の質屋に通いお気に入りのDVDを物色。店の奥には曰くつきの金色の棒が置いてあった。目を見張るジェイソン。そんなジェイソンに街の札付きが絡んできて、質屋を襲う。負傷した老人はジェイソンに金の棒はとても大切なもので、ある人に返して欲しい、と懇願する。訳が判らないままに、本能的にこの棒を守ろうと手にしたジェイソンが、気づいた時にはあたりの様子は一変して・・・。
ジェイソンの部屋はカンフー映画のポスターだらけ。新旧とりまぜで凄い事になっています。そのポスターが・・・オープニング・ロールに早変わり。凝ってるー。昔のブルース・リーの映画チックな感じも。
キングダム=大帝国にワープして来た、ちゅうことですな。「無間の門」を飛び越えてきたらしい、古代中国のね。で、ジェイド将軍って嫌な奴が牛耳っている世界なんです。
その昔、桃源郷で無礼な振る舞いをした孫悟空を、どうしてもやっつけられなかったジェイド将軍(コリン・チョウ)が悟空の手から如意棒を奪い、騙して銅像にしちゃう。悟空の如意棒はその時に遠く彼方に飛んでって、なんでかあの質屋にあった、と。で、言い伝えでは“導かれし者”がこの世に平和をもたらす為に如意棒を手にやってくる、ってことらしい。
「ジェイソンが“導かれし者”!?」って、観ている人も劇中の人も思う(ハズ)。結構ヘタレ(笑)。
それを酔拳の達人ルー・ヤン(チェン)、スパロウ(リュウ・イーフェイ)、寡黙な僧・モンク(リー)の順に出遭って、カンフーの手解きを受け、五山(ジェイソン将軍が居る山城で、孫悟空が銅像になっちゃっているところ)に如意棒を持っていく旅をするわけですよ。
まぁ「西遊記」ですよね。メンバーちょっと違うけど4人だし。で、苦難が待ち受ける訳です。
スパロウって琵琶弾き役のイーフェイ、英語の発音が良かったのプロフィールをチェックしたら、10代の頃に4年間アメリカ暮らしをしていたのですね、道理で。この方、チャン・ツィイーが結婚しちゃう今、引く手あまたになるのでは?
悪役も華やかなキャストです。将軍の刺客・白髪魔女はリー・ビンビン。この方も綺麗&アクション女優だから、ルーシー・リューやマギー・Qもうかうかうか出来ない、なんてー。
五山を目指す途中、その白髪魔女に襲撃される場所は、梅の木が咲きほこる場所。
ハリウッドの人々は「ピンク色の花木」にアジアを感じるらしい(確かにそうだけど)
「ラスト・サムライ(桜)」でも「イーオン・フラックス(たぶん梅)」でも「SAYURI(桜)」でも出てきた。ただ「ラスト・サムライ」では屋敷の庭園、「イーオン・フラックス」では研究都市の作られた中庭、「SAYURI」ではお花見と、そう空間の奥行きは感じられなかった。
「ドラゴン・キングダム」では咲き誇る梅に木々の奥や上空には脈々と続く連山。いかにも中国の奥地秘境な風景だ。この梅林がまるで山々の見下ろすすり鉢状の格闘場のよう。
こういった空間の構図は流石ハリウッド×中国。「カンフーパンダ」でも感じましたが、「行ってみてみたい」感情に駆られます。
カンフー・シーンの技の凄さはとてもも文字には出来ない(寺でのJ×JシーンはHPにもあります)ので是非観て欲しいですが、他の格闘シーンもすっごいの。綺麗だし。このあたりは、流石ハリウッド作品、泥臭い感じはなくてエンターティメントだわね。
ルー・ヤンが「この世界が実で、そっち(ジェイソンの世界)が夢かもよ。」っていうんです、ちょっと興味をそそられたセリフでした。エンディングも物語はまだまだ続く的で、結局どうして今の世に如意棒がやってきたのか判らなったし。
続編出来ちゃうのかな?家族は観終わって大喜びでしたが、私は成龍と李連杰がそう何度も共演すると有難味がなくなる・・・とか思っちゃいました。
それほどいいよ、やっぱり二人は。
「ドラゴン・キングダム」@映画生活
「観たいみたい!当てて!」という家族のリクエストに答え(よっしゃ!)、見事当てて観る醍醐味も加わり、JJファンの我が家にとって“夏のボーナス”みたいな作品でした。
「JJ」、すなわちそれは「ジャッキー・チェン×ジェット・リー」!!(わ~っパチパチッ)
主役(でいいのかな)は一応アメリカ青年・ジェイソン(マイケル・アンガラノ)なのかな・・・でも事実上完全に成龍と李連杰でしょう、見せ場は全~部彼らのクンフー!
↓ここから、ネタバレ少々
ジェイソンはカンフー・オタクのアメリカ青年。今日もチャイナタウンの老人の質屋に通いお気に入りのDVDを物色。店の奥には曰くつきの金色の棒が置いてあった。目を見張るジェイソン。そんなジェイソンに街の札付きが絡んできて、質屋を襲う。負傷した老人はジェイソンに金の棒はとても大切なもので、ある人に返して欲しい、と懇願する。訳が判らないままに、本能的にこの棒を守ろうと手にしたジェイソンが、気づいた時にはあたりの様子は一変して・・・。
ジェイソンの部屋はカンフー映画のポスターだらけ。新旧とりまぜで凄い事になっています。そのポスターが・・・オープニング・ロールに早変わり。凝ってるー。昔のブルース・リーの映画チックな感じも。
キングダム=大帝国にワープして来た、ちゅうことですな。「無間の門」を飛び越えてきたらしい、古代中国のね。で、ジェイド将軍って嫌な奴が牛耳っている世界なんです。
その昔、桃源郷で無礼な振る舞いをした孫悟空を、どうしてもやっつけられなかったジェイド将軍(コリン・チョウ)が悟空の手から如意棒を奪い、騙して銅像にしちゃう。悟空の如意棒はその時に遠く彼方に飛んでって、なんでかあの質屋にあった、と。で、言い伝えでは“導かれし者”がこの世に平和をもたらす為に如意棒を手にやってくる、ってことらしい。
「ジェイソンが“導かれし者”!?」って、観ている人も劇中の人も思う(ハズ)。結構ヘタレ(笑)。
それを酔拳の達人ルー・ヤン(チェン)、スパロウ(リュウ・イーフェイ)、寡黙な僧・モンク(リー)の順に出遭って、カンフーの手解きを受け、五山(ジェイソン将軍が居る山城で、孫悟空が銅像になっちゃっているところ)に如意棒を持っていく旅をするわけですよ。
まぁ「西遊記」ですよね。メンバーちょっと違うけど4人だし。で、苦難が待ち受ける訳です。
スパロウって琵琶弾き役のイーフェイ、英語の発音が良かったのプロフィールをチェックしたら、10代の頃に4年間アメリカ暮らしをしていたのですね、道理で。この方、チャン・ツィイーが結婚しちゃう今、引く手あまたになるのでは?
悪役も華やかなキャストです。将軍の刺客・白髪魔女はリー・ビンビン。この方も綺麗&アクション女優だから、ルーシー・リューやマギー・Qもうかうかうか出来ない、なんてー。
五山を目指す途中、その白髪魔女に襲撃される場所は、梅の木が咲きほこる場所。
ハリウッドの人々は「ピンク色の花木」にアジアを感じるらしい(確かにそうだけど)
「ラスト・サムライ(桜)」でも「イーオン・フラックス(たぶん梅)」でも「SAYURI(桜)」でも出てきた。ただ「ラスト・サムライ」では屋敷の庭園、「イーオン・フラックス」では研究都市の作られた中庭、「SAYURI」ではお花見と、そう空間の奥行きは感じられなかった。
「ドラゴン・キングダム」では咲き誇る梅に木々の奥や上空には脈々と続く連山。いかにも中国の奥地秘境な風景だ。この梅林がまるで山々の見下ろすすり鉢状の格闘場のよう。
こういった空間の構図は流石ハリウッド×中国。「カンフーパンダ」でも感じましたが、「行ってみてみたい」感情に駆られます。
カンフー・シーンの技の凄さはとてもも文字には出来ない(寺でのJ×JシーンはHPにもあります)ので是非観て欲しいですが、他の格闘シーンもすっごいの。綺麗だし。このあたりは、流石ハリウッド作品、泥臭い感じはなくてエンターティメントだわね。
ルー・ヤンが「この世界が実で、そっち(ジェイソンの世界)が夢かもよ。」っていうんです、ちょっと興味をそそられたセリフでした。エンディングも物語はまだまだ続く的で、結局どうして今の世に如意棒がやってきたのか判らなったし。
続編出来ちゃうのかな?家族は観終わって大喜びでしたが、私は成龍と李連杰がそう何度も共演すると有難味がなくなる・・・とか思っちゃいました。
それほどいいよ、やっぱり二人は。
「ドラゴン・キングダム」@映画生活
by bijomaru0330am | 2008-07-22 23:45 | 試写会