「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を観る
2008年 07月 01日
やっぱりこの作品は大型スクリーンでしょ!・・・ってなコトで観てきました、ハリソン・フォードのドル箱「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」。
何が素晴らしかったって、ケイト・ブラシェットのロシア女将軍・スパルコの悪役っぷり。
聡明な美人で自信家で冷酷。ボブカット・ヘアの女性はこうあって頂きたい(かなり主観)。
さて、このインディ・ジョーンズ・シリーズのレビューを書くのは結構至難。
というのは、「スター・ウォーズ」や「ロッキー」などといった超・連大作に肩を並べる作品と思うし、アドベンチャー(例えば、博覧会のライドものなんかはこの作品のパクりでしょう、というもの多々)の基礎がこれ、と言っても過言ではない、そんな歴史ある大作には思い入れのアッツい方が多くって(たとえるなら私が「ハリー」に入れ込んでいる様に)、おいそれ気軽に書けない~。
粗筋なんかはほっぽいて(恐れ多くて書けないーネタバレだし)、感想だけ書きますわ。
まず配役。ノスタルジーを感じられる&次回作(!?)も期待出来るような新人も登用で概ね満足。
前出のケイト、ロシアンなまりの英語もいい感じでとにかくヨカッタ。そのスパルコと一番アクションシーンが多かったし、魅せてもくれた(チャンバラシーン迫力あった!)、今回新登場のキャラクター=マットのシャイア・ラブーフ。歴代のジョーンズの片腕が亡くなってしまっているので、それを補うには十二分な活躍ぶりでした。笑いどころも演技のうまい彼。が、こうもあれこれ大作に引っ張りダコなのかは個人的に若干疑問です。
同行した家族は、「ああいう風に世代交代を匂わせておけば、次回作に困らない」という意見らしいが・・・う~ん、なぜに何でもかんでもシャイア??
マリオンが出てくる、という公開前の評判&噂でマットが何者がすぐに鑑賞者に判ってしまう(が、劇中のマットとインディには判らない)のがニヤリとさせられるが、私個人的には「えー(バレバレやん)」でした。
ストーリーは毎度の大冒険(何度も捕まる。何度も逃げ出す。)&今回は古代文明にちょっとしたアメリカのミステリーもからんでくる。
スパルコがやっきになって探し出した磁気を帯びた箱に「ロズウェル」という文字を読んで「スカリー捜査官!」と思っちゃった私はオチが見えた・・・。
個人的には早々に「話をどう進めるのか、どういった‘ありえないー’があるのか。」って方向に興味が進んでしまいました。
ただ、演出は秀逸。シルエットでジョーンズ博士と判る冒頭の導入や、あの帽子にジャケット、そしてむち。と、蛇(笑)。期待するものは全部入っていました。
インディ・ファンが泣いて喜ぶ盛り沢山の気の利いた小道具や映像は脱帽です。
そして「僕はパートタイム・教授なんだよ」っていってた、キャンパス・授業シーン。
私はここが一番好き。キャンパスの秀才君が状況省みず教授に質問したり、必ず周りを逃亡の騒ぎに巻き込む(今回はマットのバイクで図書館が~!)。大人になったコナン君みたいな教授がいいです。
マットが、その時代の若者の流行りスタイル、革ジャン・ロックンローラー(リーゼント)とIVYカジュアルの、前者を選んでいるあたりもいかにもジョーンズの○○らしい。
インディ3作品が登場してから、今日までは相当の作品が世に出ている。
冒険作品が好きな人ならば、あの土の塚は・・・とか、ミステリー作品も好きだと、クリスタル・磁気・超常現象・・・とか、ついでにナスカにマヤ語で、もう思いつくのは「あれ」ですが、うまいこと凝縮してインディ・ジョーンズ色にしちゃっているところが、ルーカスとスピルバーグの凄いところなんでしょう。
気のせいか時間のせいか、年代の上の方々が多かったシアター、これからはこういった作品がウケますね。
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」@映画生活
何が素晴らしかったって、ケイト・ブラシェットのロシア女将軍・スパルコの悪役っぷり。
聡明な美人で自信家で冷酷。ボブカット・ヘアの女性はこうあって頂きたい(かなり主観)。
さて、このインディ・ジョーンズ・シリーズのレビューを書くのは結構至難。
というのは、「スター・ウォーズ」や「ロッキー」などといった超・連大作に肩を並べる作品と思うし、アドベンチャー(例えば、博覧会のライドものなんかはこの作品のパクりでしょう、というもの多々)の基礎がこれ、と言っても過言ではない、そんな歴史ある大作には思い入れのアッツい方が多くって(たとえるなら私が「ハリー」に入れ込んでいる様に)、おいそれ気軽に書けない~。
粗筋なんかはほっぽいて(恐れ多くて書けないーネタバレだし)、感想だけ書きますわ。
まず配役。ノスタルジーを感じられる&次回作(!?)も期待出来るような新人も登用で概ね満足。
前出のケイト、ロシアンなまりの英語もいい感じでとにかくヨカッタ。そのスパルコと一番アクションシーンが多かったし、魅せてもくれた(チャンバラシーン迫力あった!)、今回新登場のキャラクター=マットのシャイア・ラブーフ。歴代のジョーンズの片腕が亡くなってしまっているので、それを補うには十二分な活躍ぶりでした。笑いどころも演技のうまい彼。が、こうもあれこれ大作に引っ張りダコなのかは個人的に若干疑問です。
同行した家族は、「ああいう風に世代交代を匂わせておけば、次回作に困らない」という意見らしいが・・・う~ん、なぜに何でもかんでもシャイア??
マリオンが出てくる、という公開前の評判&噂でマットが何者がすぐに鑑賞者に判ってしまう(が、劇中のマットとインディには判らない)のがニヤリとさせられるが、私個人的には「えー(バレバレやん)」でした。
ストーリーは毎度の大冒険(何度も捕まる。何度も逃げ出す。)&今回は古代文明にちょっとしたアメリカのミステリーもからんでくる。
スパルコがやっきになって探し出した磁気を帯びた箱に「ロズウェル」という文字を読んで「スカリー捜査官!」と思っちゃった私はオチが見えた・・・。
個人的には早々に「話をどう進めるのか、どういった‘ありえないー’があるのか。」って方向に興味が進んでしまいました。
ただ、演出は秀逸。シルエットでジョーンズ博士と判る冒頭の導入や、あの帽子にジャケット、そしてむち。と、蛇(笑)。期待するものは全部入っていました。
インディ・ファンが泣いて喜ぶ盛り沢山の気の利いた小道具や映像は脱帽です。
そして「僕はパートタイム・教授なんだよ」っていってた、キャンパス・授業シーン。
私はここが一番好き。キャンパスの秀才君が状況省みず教授に質問したり、必ず周りを逃亡の騒ぎに巻き込む(今回はマットのバイクで図書館が~!)。大人になったコナン君みたいな教授がいいです。
マットが、その時代の若者の流行りスタイル、革ジャン・ロックンローラー(リーゼント)とIVYカジュアルの、前者を選んでいるあたりもいかにもジョーンズの○○らしい。
インディ3作品が登場してから、今日までは相当の作品が世に出ている。
冒険作品が好きな人ならば、あの土の塚は・・・とか、ミステリー作品も好きだと、クリスタル・磁気・超常現象・・・とか、ついでにナスカにマヤ語で、もう思いつくのは「あれ」ですが、うまいこと凝縮してインディ・ジョーンズ色にしちゃっているところが、ルーカスとスピルバーグの凄いところなんでしょう。
気のせいか時間のせいか、年代の上の方々が多かったシアター、これからはこういった作品がウケますね。
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」@映画生活
by bijomaru0330am | 2008-07-01 23:45 | 映画鑑賞