「ジャンパー」を観る
2008年 02月 20日
ジェダイの騎士がまたもや共演!・・・SFアクション大作で日本での撮影シーンも満載のヘイデン・クリステンセン主演「ジャンパー」を観てきました。
あまりにもすべてが揃った美しい俳優は、ある意味気の毒かもしれない、と思います。モデル以上に整った顔立ちに背丈。主演のヘイデンの嘆きは(ご本人はそんなこと思っていないでしょうが)、美しいというだけで配役(自分以外も)が難しくなってしまうことではないでしょうか?
私の個人的な好みかもしれませんが、ヘイデンほど整った姿の俳優さんは相手の女優さんがかすみます。SWで共演したナタリー・ポートマンほどの器量(と力量)がないと、どんなに可愛い方でもミスマッチです。世界各国の有名な観光ポイント映像も楽しいこの作品でもそんなことを感じました。
ここから↓ネタバレ。鑑賞予定の方は、一気に下までジャンプ!
5歳で母が家出し、粗野な父と二人暮らしのデヴィットはちょっとシャイな15歳。好意を寄せていた同級生に送ったプレゼントをその子のBFに凍った池に捨てられ、拾いに行ったところまではいいが、氷の裂け目に落ちて死にそうになる。その瞬間なぜだか身体がテレポートして、びしょ濡れのまま図書館に倒れこんでいた。初めは驚いていたデヴィットも、自分に秘められたこの力を確信し、父との金銭的にも苦しい閉鎖的な生活からおさらばする。この力さえあれば、どこへでもジャンプ出来る。行きたい場所、行きたい国、時には人の入ることの出来ない部屋にだって。それは例えば銀行の金庫なんかにも。もうお金に困ることもない。
アドベンチャー&スリラーの分類にも入るこの作品、デヴィットの青春も描かれ(結構たっぷり~、大人になったデヴィットの胸板が美しい♪)デートムービーにも適しています。15歳のデヴィットが好きな女の子・ミリーを演じるのは「テラビシアにかける橋」で大注目のアンナソフィア・ロブちゃん。「テラビシア」よりちょっと大きくなって綺麗になっています。ちょっとしか出番がないけど俄然光っています。本当に可愛い!少年役のデヴィット君もカッコいい子でした。
この子の事をデヴィットは大きくなっても好いているのですが、「なんで大きくなったらこの人なの。」と思うほどイメージの違う女優さん(レイチェル。ビルソン)になっちゃうんですよ、ヘイデンってヨーロッパな香り高い俳優さんと思うのですが、レイチェルのミリーは‘なんとかかんとか高校白書’とかがぴったりなアメンリカンな「女子」なんです。髪の色も金髪→黒(ブルネット?)になっちゃう。まぁ髪の色はよしとしましょう、昨今は日本人だって染めてるんすから。でも違いすぎる。・・・と思っていたら、レイチェルは「バフィー~恋する十字架」とかに出ていたのだとか、それなら解る、そっちがドンピシャな配役でしょう。
話は反れましたが、デヴィットは“ジャンプ”出来る特殊能力に気づいちゃったので、NYで気ままに生きることにした。お金がなくちゃ生きていけないけど試しに「銀行にいきたい!」って念じると、銀行の金庫にまんまとテレポート。好きな国にはいけるし、各国の金融機関の金庫に入ればお金は手に入るし、ちょっと腹が立つほどセレブで調子こいた生活をしています。世界各国を時間刻みで楽しむ様子は憧れですが、ちょっとカンジ悪、って思っちゃいました。
そうすると、観客の気持ちを察するように(!?)、「ジャンパー狩り」をしている秘密集団「パラディン」のローランド(サミュエル・L・ジャクソン)にみつかり、酷い目に合わされます。
このあたりからやっとSFカラーが溢れ出し、「ボーン・アイデンティティー」で我々を感激させてくれた、監督のダグ・リーマン氏の本骨頂になってきます(ぁぁ良かった)。アクション満載でもシャープでどこかシャレた映像で、苦悩の表情のデヴィットはボーンのそれとはまた違ってかっこいい(どんな趣味やねん)。
途中一緒になったジャンパー仲間のグリフィンと、VS「パラディン」の戦いは迫力満点ですが、なんだかちょっと尻切れトンボにエンディングを迎えます。
しかしながら、ただあっちこっちにテレポート出来る、って言うだけでなくVFXで魅せる能力のアイデアは目新しく斬新で引き込まれます。ちょっと恋愛話に手を伸ばしているのが欲張り過ぎた?って言うか、話がアチコチになった感じがしました。
・・・で、ドライブシーンが「ワイルド・スピード×3」みたいだったTOKIOにジャンプした意味は?あったのか?なかった?のかなー。
「ジャンパー」@映画生活
あまりにもすべてが揃った美しい俳優は、ある意味気の毒かもしれない、と思います。モデル以上に整った顔立ちに背丈。主演のヘイデンの嘆きは(ご本人はそんなこと思っていないでしょうが)、美しいというだけで配役(自分以外も)が難しくなってしまうことではないでしょうか?
私の個人的な好みかもしれませんが、ヘイデンほど整った姿の俳優さんは相手の女優さんがかすみます。SWで共演したナタリー・ポートマンほどの器量(と力量)がないと、どんなに可愛い方でもミスマッチです。世界各国の有名な観光ポイント映像も楽しいこの作品でもそんなことを感じました。
ここから↓ネタバレ。鑑賞予定の方は、一気に下までジャンプ!
5歳で母が家出し、粗野な父と二人暮らしのデヴィットはちょっとシャイな15歳。好意を寄せていた同級生に送ったプレゼントをその子のBFに凍った池に捨てられ、拾いに行ったところまではいいが、氷の裂け目に落ちて死にそうになる。その瞬間なぜだか身体がテレポートして、びしょ濡れのまま図書館に倒れこんでいた。初めは驚いていたデヴィットも、自分に秘められたこの力を確信し、父との金銭的にも苦しい閉鎖的な生活からおさらばする。この力さえあれば、どこへでもジャンプ出来る。行きたい場所、行きたい国、時には人の入ることの出来ない部屋にだって。それは例えば銀行の金庫なんかにも。もうお金に困ることもない。
アドベンチャー&スリラーの分類にも入るこの作品、デヴィットの青春も描かれ(結構たっぷり~、大人になったデヴィットの胸板が美しい♪)デートムービーにも適しています。15歳のデヴィットが好きな女の子・ミリーを演じるのは「テラビシアにかける橋」で大注目のアンナソフィア・ロブちゃん。「テラビシア」よりちょっと大きくなって綺麗になっています。ちょっとしか出番がないけど俄然光っています。本当に可愛い!少年役のデヴィット君もカッコいい子でした。
この子の事をデヴィットは大きくなっても好いているのですが、「なんで大きくなったらこの人なの。」と思うほどイメージの違う女優さん(レイチェル。ビルソン)になっちゃうんですよ、ヘイデンってヨーロッパな香り高い俳優さんと思うのですが、レイチェルのミリーは‘なんとかかんとか高校白書’とかがぴったりなアメンリカンな「女子」なんです。髪の色も金髪→黒(ブルネット?)になっちゃう。まぁ髪の色はよしとしましょう、昨今は日本人だって染めてるんすから。でも違いすぎる。・・・と思っていたら、レイチェルは「バフィー~恋する十字架」とかに出ていたのだとか、それなら解る、そっちがドンピシャな配役でしょう。
話は反れましたが、デヴィットは“ジャンプ”出来る特殊能力に気づいちゃったので、NYで気ままに生きることにした。お金がなくちゃ生きていけないけど試しに「銀行にいきたい!」って念じると、銀行の金庫にまんまとテレポート。好きな国にはいけるし、各国の金融機関の金庫に入ればお金は手に入るし、ちょっと腹が立つほどセレブで調子こいた生活をしています。世界各国を時間刻みで楽しむ様子は憧れですが、ちょっとカンジ悪、って思っちゃいました。
そうすると、観客の気持ちを察するように(!?)、「ジャンパー狩り」をしている秘密集団「パラディン」のローランド(サミュエル・L・ジャクソン)にみつかり、酷い目に合わされます。
このあたりからやっとSFカラーが溢れ出し、「ボーン・アイデンティティー」で我々を感激させてくれた、監督のダグ・リーマン氏の本骨頂になってきます(ぁぁ良かった)。アクション満載でもシャープでどこかシャレた映像で、苦悩の表情のデヴィットはボーンのそれとはまた違ってかっこいい(どんな趣味やねん)。
途中一緒になったジャンパー仲間のグリフィンと、VS「パラディン」の戦いは迫力満点ですが、なんだかちょっと尻切れトンボにエンディングを迎えます。
しかしながら、ただあっちこっちにテレポート出来る、って言うだけでなくVFXで魅せる能力のアイデアは目新しく斬新で引き込まれます。ちょっと恋愛話に手を伸ばしているのが欲張り過ぎた?って言うか、話がアチコチになった感じがしました。
・・・で、ドライブシーンが「ワイルド・スピード×3」みたいだったTOKIOにジャンプした意味は?あったのか?なかった?のかなー。
「ジャンパー」@映画生活
by bijomaru0330am | 2008-02-20 23:45 | 試写会