「トランスフォーマー」を観る
2007年 07月 27日
正直、「スゴいよ~!観てみて!」ってしか言いたくない(というか、言えないし詳しく言うと全部ネタばれっ)超ド迫力映像満載の「トランスフォーマー」を観てきました。
“その昔見た日本のロボットアニメをリスペクトした”、“誰も見た事ない映像!”とか“シリーズ続編ありか?!”とか“忙しすぎて(引っ張りダコ)で主演俳優は来日不可能”とか、公開前だっていうのに「まゆつば?」と思ってしまうような、ビックマ○スな印象コメント多し、の感があったこの作品、いや~、なんのなんの、数々の‘噂’=‘本当’(笑)。
スゴかったし面白かったし、これぞ娯楽!という作品でした♪「超大作」の名前に相応しい「NEWシリーズ(そう期待したい。)」誕生です。
来日会見には、マイケル・ベイ監督と米軍大尉役のジョシュ・デュアメル(イケメン!)が登場、脇役だし、大作映画初出演なのに・・・カッコ良過ぎな彼はどんな(演技)かな、と思いきや、こちらもすっごい好演で、いやーいきなりファンになりました。
ここから↓ネタばれ。
・・・ネタばれしないと書けない部分アリ。観る予定の人は読まない方がよいと思います。
米軍のレーダーにひっかかった軍用ヘリ。その機体番号は最近墜落、乗組員は帰らぬ人のはず。度重なる警告にも係わらず、ヘリは突如変形、もの凄いパワーで攻撃してきた。
通信網は破壊、機密データへのハッキングをし始めた敵。基地全滅か?命からがら数名の仲間と生き残った大尉(ジョシュ)はこの不可解な敵の特徴を見出す。どうやら奴らは自動車、ヘリコプター、戦闘機などいろんなあらゆるマシンの姿に擬態し、モビルスーツみたいな人型ロボットへ変形することができる地球外生命体からやってきた輩だった。
時同じ頃、ハイスクールのサム(シャイア・ラブーフ)は18歳のバースディに中古のカマロを買ってもらうことに。行きがかり上、その車しか買えなかった彼のご先祖はちょっと変わった探検家。その高祖父の持ち物をネットオークションで販売、ガールフレンドとのデート代にあてたいと思っていたら、思わぬ輩にハンドルネームを尋ねられ・・・
冒頭の軍が襲われるシーンは興奮モノ!「トップガン」「ステルス」なんかが好きな「米軍好き」はたまらないはず。「!わわっ」って思っている間に一挙に襲われます。
また宣伝フィルムでも出てくる砂漠の砂の中から突如襲われるシーン、何度も目にしていますが、凄くいいです、いい!興奮します。ただマシンに擬態する彼奴等が何故にサソリ?とか思わなくはない。ま、ヒトにも擬態しているので、砂漠だしデッカイサソリなのかな、と。
正直戦争シーンなのですが、うまいこと笑える場面(カードご利用は、是非「VISA」で。)もちりばめ壮絶&悲惨を回避させています。この“手”は作品全編に渡り配慮されている(この作品のテイスト?笑)ので、楽しんでマンガのように鑑賞できます。
このユーモアな部分から切り離せないのが、主人サム。
ギャグじゃないけどハイスクールでの彼はサムい(爆)。高名な探検家のひひ孫かなんか(このあたり「インディー・ジョーンズ」だ!)だけど、いたってフツーのスケベな高校生。ご両親もダーズリー家のいい人版だし。ほのぼのとした青春映画の風で笑えます。
気になる彼女・ミカエラ(ミーガン・フォックス)を誘った時に、サムの黄色のカマロが勝手に動く(初めは中古だからどっか壊れてる位にしか思ってない。)たびに、小声でカマロに語りかけたりしてちょっと「ナイトライダー」みたい。
実はこの黄色のカマロはトランスフォーマーな訳で、理由あってサムに買われるように彼(カマロ)自身が仕組んだのですが、冒頭では、何で近寄ってきたかはまだ判らないのです。ので少しサスペンスを感じ、それはサム自身の持つ感情とリンク出来、個人的に余計な情報を入れて観ないでヨカッター、と思いました。
トランスフォーマーと知らずにカマロに語りかけるサムの人柄をカマロ自身はじっと聞いて理解するんです。段々サムとミカエラがこのカマロに抱き始める信頼感は心温まるモノで、カマロ自身も気持ちに答える(ミカエラに「ボロっちい。」と言われて、傷つく・・・でもトランスフォーマーだから!)あたりは終盤、感動しました。
宣伝フィルムでは解かりづらい(シリアスなんですもの)のですが、悪いトランスフォーマーVS良いトランスフォーマー(+人類)の構図なんです。(理由は見てのお楽しみ)
私は黄色いカマロの仕草が憎めなかったので、その段階で気付いたのですが、それに気付いたあたりからめっきり「頑張れ正義の味方!」の姿勢で観れたし、劇中「こんなスゴいの‘日本製’だよね」とかいうセリフ(監督、リップサービスありがとう!)もあって、親近感‘大’。
サムは大変な任務を成さなくてはならなくなり、疑心暗鬼の人間同士(セクター7のお偉いさん笑える)や人間にあきれ気味のトランスフォーマー達(複数形です!)が、自分を犠牲にしても守らなくては、という「勇気」に胸を打たれます。
サム役の主人公、シャイア・ラブーフ君はベイビィ・フェイスのナイスガイ。本国では大人気&大注目株だとか。日本ではどうでしょうか?「インディ・ジョーンズ」最新作にも出ているのですよね、当分探険家絡みからは抜けられない(笑)
未知の敵に蜂の巣を突いた様になるペンタゴンや防衛本部。騒然となる様子やビルをトランスフォーマーしたF22戦闘機がぶち壊すシーンには9・11を彷彿させますが、そこは‘笑かすのが巧い’俳優陣が上手に緊張感を分散させてくれます。
一番の見どころであるトランスホームしまくりのロボット達が戦う終盤(アメフトの様だ!)。
若干“どっちがどっち?”になるほどのスピード感なので、スクリーンの大きな(出来たらデジタル対応がいいかも)、スピーカーもいいシアターで観て欲しいです、試写スクリーンでは早すぎてぼやけちゃった。
作品を盛り上げる「Linkin Park」のサウンドもいい!夏のカー・デートに持ってこいです。
やっぱりROCKは血がたぎるー。この夏オススメの一本です。
「トランスフォーマー」@映画生活
“その昔見た日本のロボットアニメをリスペクトした”、“誰も見た事ない映像!”とか“シリーズ続編ありか?!”とか“忙しすぎて(引っ張りダコ)で主演俳優は来日不可能”とか、公開前だっていうのに「まゆつば?」と思ってしまうような、ビックマ○スな印象コメント多し、の感があったこの作品、いや~、なんのなんの、数々の‘噂’=‘本当’(笑)。
スゴかったし面白かったし、これぞ娯楽!という作品でした♪「超大作」の名前に相応しい「NEWシリーズ(そう期待したい。)」誕生です。
来日会見には、マイケル・ベイ監督と米軍大尉役のジョシュ・デュアメル(イケメン!)が登場、脇役だし、大作映画初出演なのに・・・カッコ良過ぎな彼はどんな(演技)かな、と思いきや、こちらもすっごい好演で、いやーいきなりファンになりました。
ここから↓ネタばれ。
・・・ネタばれしないと書けない部分アリ。観る予定の人は読まない方がよいと思います。
米軍のレーダーにひっかかった軍用ヘリ。その機体番号は最近墜落、乗組員は帰らぬ人のはず。度重なる警告にも係わらず、ヘリは突如変形、もの凄いパワーで攻撃してきた。
通信網は破壊、機密データへのハッキングをし始めた敵。基地全滅か?命からがら数名の仲間と生き残った大尉(ジョシュ)はこの不可解な敵の特徴を見出す。どうやら奴らは自動車、ヘリコプター、戦闘機などいろんなあらゆるマシンの姿に擬態し、モビルスーツみたいな人型ロボットへ変形することができる地球外生命体からやってきた輩だった。
時同じ頃、ハイスクールのサム(シャイア・ラブーフ)は18歳のバースディに中古のカマロを買ってもらうことに。行きがかり上、その車しか買えなかった彼のご先祖はちょっと変わった探検家。その高祖父の持ち物をネットオークションで販売、ガールフレンドとのデート代にあてたいと思っていたら、思わぬ輩にハンドルネームを尋ねられ・・・
冒頭の軍が襲われるシーンは興奮モノ!「トップガン」「ステルス」なんかが好きな「米軍好き」はたまらないはず。「!わわっ」って思っている間に一挙に襲われます。
また宣伝フィルムでも出てくる砂漠の砂の中から突如襲われるシーン、何度も目にしていますが、凄くいいです、いい!興奮します。ただマシンに擬態する彼奴等が何故にサソリ?とか思わなくはない。ま、ヒトにも擬態しているので、砂漠だしデッカイサソリなのかな、と。
正直戦争シーンなのですが、うまいこと笑える場面(カードご利用は、是非「VISA」で。)もちりばめ壮絶&悲惨を回避させています。この“手”は作品全編に渡り配慮されている(この作品のテイスト?笑)ので、楽しんでマンガのように鑑賞できます。
このユーモアな部分から切り離せないのが、主人サム。
ギャグじゃないけどハイスクールでの彼はサムい(爆)。高名な探検家のひひ孫かなんか(このあたり「インディー・ジョーンズ」だ!)だけど、いたってフツーのスケベな高校生。ご両親もダーズリー家のいい人版だし。ほのぼのとした青春映画の風で笑えます。
気になる彼女・ミカエラ(ミーガン・フォックス)を誘った時に、サムの黄色のカマロが勝手に動く(初めは中古だからどっか壊れてる位にしか思ってない。)たびに、小声でカマロに語りかけたりしてちょっと「ナイトライダー」みたい。
実はこの黄色のカマロはトランスフォーマーな訳で、理由あってサムに買われるように彼(カマロ)自身が仕組んだのですが、冒頭では、何で近寄ってきたかはまだ判らないのです。ので少しサスペンスを感じ、それはサム自身の持つ感情とリンク出来、個人的に余計な情報を入れて観ないでヨカッター、と思いました。
トランスフォーマーと知らずにカマロに語りかけるサムの人柄をカマロ自身はじっと聞いて理解するんです。段々サムとミカエラがこのカマロに抱き始める信頼感は心温まるモノで、カマロ自身も気持ちに答える(ミカエラに「ボロっちい。」と言われて、傷つく・・・でもトランスフォーマーだから!)あたりは終盤、感動しました。
宣伝フィルムでは解かりづらい(シリアスなんですもの)のですが、悪いトランスフォーマーVS良いトランスフォーマー(+人類)の構図なんです。(理由は見てのお楽しみ)
私は黄色いカマロの仕草が憎めなかったので、その段階で気付いたのですが、それに気付いたあたりからめっきり「頑張れ正義の味方!」の姿勢で観れたし、劇中「こんなスゴいの‘日本製’だよね」とかいうセリフ(監督、リップサービスありがとう!)もあって、親近感‘大’。
サムは大変な任務を成さなくてはならなくなり、疑心暗鬼の人間同士(セクター7のお偉いさん笑える)や人間にあきれ気味のトランスフォーマー達(複数形です!)が、自分を犠牲にしても守らなくては、という「勇気」に胸を打たれます。
サム役の主人公、シャイア・ラブーフ君はベイビィ・フェイスのナイスガイ。本国では大人気&大注目株だとか。日本ではどうでしょうか?「インディ・ジョーンズ」最新作にも出ているのですよね、当分探険家絡みからは抜けられない(笑)
未知の敵に蜂の巣を突いた様になるペンタゴンや防衛本部。騒然となる様子やビルをトランスフォーマーしたF22戦闘機がぶち壊すシーンには9・11を彷彿させますが、そこは‘笑かすのが巧い’俳優陣が上手に緊張感を分散させてくれます。
一番の見どころであるトランスホームしまくりのロボット達が戦う終盤(アメフトの様だ!)。
若干“どっちがどっち?”になるほどのスピード感なので、スクリーンの大きな(出来たらデジタル対応がいいかも)、スピーカーもいいシアターで観て欲しいです、試写スクリーンでは早すぎてぼやけちゃった。
作品を盛り上げる「Linkin Park」のサウンドもいい!夏のカー・デートに持ってこいです。
やっぱりROCKは血がたぎるー。この夏オススメの一本です。
「トランスフォーマー」@映画生活
by bijomaru0330am | 2007-07-27 23:45 | 試写会