「ナイトミュージアム」を観る
2007年 03月 05日
アメリカで人気のコメディアン、ベン・スティラー主演「ナイトミュージアム」を観てきました。
日本のTV宣伝も面白く、興味をそそられて早く観たかった一本です。
アカデミーなんかには全く関係のない部類ですが、本国ではかなりの興行収入を得たそうです。共演にロビン・ウィリアムス、オーウィン・ウィルソンとくれば、当然面白くないはずナシ!ですが、想像より家族向けの作品で、“無難な安パイ”でした。
この作品ネタバレしたら全っっっく面白くない(まぁ、大体HPや宣伝フィルムでバレていますが)ので、サクサク感想のみで。
(ストーリーはね、TVで見ているCMフィルムに一ひねりあるんです。はい。)
ただ、博物館の中での出来事なので、アメリカ史や世界史を解っているヒトは判るだけに笑えるポイント数も増えます。
今回のベンは、とにかく何かっちゃ~言い訳ばかりの駄目パパ役です。
妻とは離婚してまして、職ナシ。一人息子にも若干愛想つかされている不甲斐無さがイイ感じです。
しょうがなくて博物館の夜警になるのですが、そのやる気のなさ加減もGOOD!
私がベンを意識したのは、2000年作品「ミート・ザ・ペアレンツ」でロバート・デ・ニーロと共演してから。(基本デ・ニーロのコメディが観たくて鑑賞)
この時のベンには、なんだかキャラばっか“濃い”感じがして、少々イラっときてました。
が、今回はいいです。なんか肩の力が抜けた感じで良かったです。
ベンは1965年11月30日生まれ、現在41歳なわけですが、とても「不惑超え」とは思えない若々しさ。思うに、彼くらい濃いキャラの人は、加齢してからの方が魅力が増すのかもしれません(フェロモンが薄まるのかしらん)。
デ・ニーロやダスティン・ホフマン(「ミート・ザ・ペアレンツ2」で共演)と渡り合った(まぁ、ヤラれてましたが)ベンが、今回はロビン・ウィリアムスとどんな風にドッカンドッカン会場を沸かせてくれるのか!と期待しましたが、そう“大爆発”ではなく~、確実に笑かせて「細かに点数を取る感じ」でした。
「m」や「n」の発音が鼻に抜けすぎで、これまたイラっとなるオーウィン・ウィルソンも今回はあまり嫌味なく、楽しいキャラ設定でコイツは影が薄い役(だって小さいんだもん)、のほうがいいわ♪とか思っちゃいました(あくまで私の好みの問題です、あしからず)。
ベン演じるラリーは、この博物館の“夜の超常現象”のお陰で危うくクビになりそうになりますが(初めはやる気なかったのですが)、息子の為、自分の為、諸事情・諸々で夜警に“目覚める”訳です。が、その辺りはサラリとしていて、校外学習でムリムリ行く博物館が、「あんなんなってこんな!」な、“別の魅力”には勝てないので、全くもって家族&お子様向けムービーです。
因みに、アメリカに実在する(?)と思われるこの博物館は入場者数UPでしょうが、この映画を公開したからといって上野の博物館に入場する人が増えるかはかなり・・・疑問。
しかしながら博物館に興味を持たせるにはかなりいいので、DVDが出たらお父さん!イニシアチブとってバリバリ歴史を語りましょう!学校の作文の題材くらいにはされるかも、です。
「ナイトミュージアム」@映画生活
日本のTV宣伝も面白く、興味をそそられて早く観たかった一本です。
アカデミーなんかには全く関係のない部類ですが、本国ではかなりの興行収入を得たそうです。共演にロビン・ウィリアムス、オーウィン・ウィルソンとくれば、当然面白くないはずナシ!ですが、想像より家族向けの作品で、“無難な安パイ”でした。
この作品ネタバレしたら全っっっく面白くない(まぁ、大体HPや宣伝フィルムでバレていますが)ので、サクサク感想のみで。
(ストーリーはね、TVで見ているCMフィルムに一ひねりあるんです。はい。)
ただ、博物館の中での出来事なので、アメリカ史や世界史を解っているヒトは判るだけに笑えるポイント数も増えます。
今回のベンは、とにかく何かっちゃ~言い訳ばかりの駄目パパ役です。
妻とは離婚してまして、職ナシ。一人息子にも若干愛想つかされている不甲斐無さがイイ感じです。
しょうがなくて博物館の夜警になるのですが、そのやる気のなさ加減もGOOD!
私がベンを意識したのは、2000年作品「ミート・ザ・ペアレンツ」でロバート・デ・ニーロと共演してから。(基本デ・ニーロのコメディが観たくて鑑賞)
この時のベンには、なんだかキャラばっか“濃い”感じがして、少々イラっときてました。
が、今回はいいです。なんか肩の力が抜けた感じで良かったです。
ベンは1965年11月30日生まれ、現在41歳なわけですが、とても「不惑超え」とは思えない若々しさ。思うに、彼くらい濃いキャラの人は、加齢してからの方が魅力が増すのかもしれません(フェロモンが薄まるのかしらん)。
デ・ニーロやダスティン・ホフマン(「ミート・ザ・ペアレンツ2」で共演)と渡り合った(まぁ、ヤラれてましたが)ベンが、今回はロビン・ウィリアムスとどんな風にドッカンドッカン会場を沸かせてくれるのか!と期待しましたが、そう“大爆発”ではなく~、確実に笑かせて「細かに点数を取る感じ」でした。
「m」や「n」の発音が鼻に抜けすぎで、これまたイラっとなるオーウィン・ウィルソンも今回はあまり嫌味なく、楽しいキャラ設定でコイツは影が薄い役(だって小さいんだもん)、のほうがいいわ♪とか思っちゃいました(あくまで私の好みの問題です、あしからず)。
ベン演じるラリーは、この博物館の“夜の超常現象”のお陰で危うくクビになりそうになりますが(初めはやる気なかったのですが)、息子の為、自分の為、諸事情・諸々で夜警に“目覚める”訳です。が、その辺りはサラリとしていて、校外学習でムリムリ行く博物館が、「あんなんなってこんな!」な、“別の魅力”には勝てないので、全くもって家族&お子様向けムービーです。
因みに、アメリカに実在する(?)と思われるこの博物館は入場者数UPでしょうが、この映画を公開したからといって上野の博物館に入場する人が増えるかはかなり・・・疑問。
しかしながら博物館に興味を持たせるにはかなりいいので、DVDが出たらお父さん!イニシアチブとってバリバリ歴史を語りましょう!学校の作文の題材くらいにはされるかも、です。
「ナイトミュージアム」@映画生活
by bijomaru0330am | 2007-03-05 23:45 | 試写会