「ドリーム・ガールズ」を観る
2007年 01月 30日
歌姫でディーバのビヨンセ主演「ドリーム・ガールズ」を観てきました。
作品の‘看板俳優’は、ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、エディ・マーフィ。
コレだけでもドキドキするのに、この作品、アカデミー賞の前哨戦・ゴールデングローブ賞でW助演(ジェニファー・ハドソン&エディ・マーフィ)受賞で、「どんだけスゴいのか」を早く確認したくて仕方なかった紫です。
作品も期待通りの出来でしたが、いや~~、スゴイ凄い、本当に凄い、ジェニファー・ハドソン!完全に主役のビヨンセ・ノウルズを喰ってましたよ。
凄いオーラ・凄い自信・・・どっからくんのよ、そのデカい(サイズだけでなく)態度は!っていう新人離れした風貌です。まるでチャカ・カーンの再来です。(勝手な自己解釈です!)
アメリカの俳優さんは本当に芸達者。他の全出演者も皆、ALLスバラシイ!!
誰が本物のミュージシャンで、誰が本当の俳優さんか、もはや判りません。
先日、故・ジェームス・ブラウン氏の自叙伝映画が撮られる噂があることを書きましたが、これは誰が演じてもおかしくないですね、J・ハドソン嬢の様に新人でも層の厚いR&B、ぶわっと大型新人が登場!かも~^^
(↓ここからネタばれ。但し話の内容は深くない。観ないとパッションとソウルは感じない)
ディーナ(ビヨンセ)・メインボーカルのエフィ(ジェニファー)・ローレル(アニカ・ノニ・ローズ・・・舞台「フット・ルース」で脚光!私の人生・初レビューメモリアル映画です。)の仲良し三人組は、モータウンサウンド全盛期に劇場専属の歌姫になる夢をみて公開オーディションへ。エフィの弟C.Cの作る音楽と三人の実力は素晴らしく、カーティス(ジェイミー)は、ちょうど女グセ悪さでバックコーラスに困っていた中堅R&Bシンガー・ジミー(エディ)と組ませる事で、黒人世界のみウケていたR&Bをアノ手この手で全米にヒットさせていく。レコード会社を設立し、いつしかカーティスがすべてを仕切りだす。白人社会にウケるR&Bを模索する彼は、彼女達三人を独立させ、しかもメインボーカルを造形の美しいディーナにすることを思いつく。思惑は大当たりするが、栄光と葛藤、そして軋轢は同時に成長していく。
判りやすい展開に魅了する音楽、そして夢のある時代の華やかな舞台と衣装にメイク。
舞台衣装も素敵ですが、レコーディングの最中や普段着でも60’~70’代のファッションはとっても素敵(「フラガール」でまどか先生のファッションにヤラれた人はみるべし。)。
最近の流行にも通じるものがあります。
‘女性三人’のR&B、と言えば、エモーションズや、ザ・シュープリームスなどなど。思い出す歌手も、作品で面影が重なるあの歌姫・・・も多いかと。
実際ビヨンセは日ごろもっと高い声で歌うのを、とある歌い手さんの‘態’で唄ったとか。
見る年齢や過ごした時代で思い浮かぶ「貴方のR&B」はそれぞれ違うかも。それでも感動はきっと同じモノを得られることでしょう。
エンターティメント面の感動も得られますが、作品からは夢を追いかけるその人生の選択の妙も読んで取れます。
コーラスグループ「ザ・ドリームス」として大成した彼女達が解散公演で唄う、「私たちは家族・・・大きな根をはり・・・いつまでも家族・・・(至極私的な意訳)」は無くしたくない、でも失わなくては進めなかった大事なモノへの鎮魂歌の様にも感じ静かに心打たれます。
この曲はシチュエーションが違う場面で2回出てくるのですが、全く同じ曲なのに感じ方が違います。(是非、本編劇場で感じてください。)
冒頭、ジェニファーばかりを褒めましたが、いやいやビヨンセだってとっても主演25歳(撮影時は23歳か24歳)とは思えない貫禄でした。
私は、ブラック・ディーバとして惚れていたアリーヤが、不慮の事故で享年22歳という若さでこの世を去った時、残念で(「マトリックス」だって出るはずだったのに)無念で涙が止まりませんでした。
もうアリーヤ以上の歌姫で女優は排出されないかも、と思っていたのですが、今作のビヨンセは本当に素敵で魅力的で、今後の出演作品が楽しみです。
女性陣ばかり褒めましたが、ジェイミーもその傲慢な感じ、エディも踊りも唄も仕草や表情も良かったです。
アカデミー賞の助演女優は凛子に獲って欲しいけど、うむむむ、これは・・・・どうだろう。
自分的に授賞式前に作品を見比べられないので「バベル!日本公開遅い~~!」とイジイジしちゃいそうです。
「ドリームガールズ@映画生活」
作品の‘看板俳優’は、ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、エディ・マーフィ。
コレだけでもドキドキするのに、この作品、アカデミー賞の前哨戦・ゴールデングローブ賞でW助演(ジェニファー・ハドソン&エディ・マーフィ)受賞で、「どんだけスゴいのか」を早く確認したくて仕方なかった紫です。
作品も期待通りの出来でしたが、いや~~、スゴイ凄い、本当に凄い、ジェニファー・ハドソン!完全に主役のビヨンセ・ノウルズを喰ってましたよ。
凄いオーラ・凄い自信・・・どっからくんのよ、そのデカい(サイズだけでなく)態度は!っていう新人離れした風貌です。まるでチャカ・カーンの再来です。(勝手な自己解釈です!)
アメリカの俳優さんは本当に芸達者。他の全出演者も皆、ALLスバラシイ!!
誰が本物のミュージシャンで、誰が本当の俳優さんか、もはや判りません。
先日、故・ジェームス・ブラウン氏の自叙伝映画が撮られる噂があることを書きましたが、これは誰が演じてもおかしくないですね、J・ハドソン嬢の様に新人でも層の厚いR&B、ぶわっと大型新人が登場!かも~^^
(↓ここからネタばれ。但し話の内容は深くない。観ないとパッションとソウルは感じない)
ディーナ(ビヨンセ)・メインボーカルのエフィ(ジェニファー)・ローレル(アニカ・ノニ・ローズ・・・舞台「フット・ルース」で脚光!私の人生・初レビューメモリアル映画です。)の仲良し三人組は、モータウンサウンド全盛期に劇場専属の歌姫になる夢をみて公開オーディションへ。エフィの弟C.Cの作る音楽と三人の実力は素晴らしく、カーティス(ジェイミー)は、ちょうど女グセ悪さでバックコーラスに困っていた中堅R&Bシンガー・ジミー(エディ)と組ませる事で、黒人世界のみウケていたR&Bをアノ手この手で全米にヒットさせていく。レコード会社を設立し、いつしかカーティスがすべてを仕切りだす。白人社会にウケるR&Bを模索する彼は、彼女達三人を独立させ、しかもメインボーカルを造形の美しいディーナにすることを思いつく。思惑は大当たりするが、栄光と葛藤、そして軋轢は同時に成長していく。
判りやすい展開に魅了する音楽、そして夢のある時代の華やかな舞台と衣装にメイク。
舞台衣装も素敵ですが、レコーディングの最中や普段着でも60’~70’代のファッションはとっても素敵(「フラガール」でまどか先生のファッションにヤラれた人はみるべし。)。
最近の流行にも通じるものがあります。
‘女性三人’のR&B、と言えば、エモーションズや、ザ・シュープリームスなどなど。思い出す歌手も、作品で面影が重なるあの歌姫・・・も多いかと。
実際ビヨンセは日ごろもっと高い声で歌うのを、とある歌い手さんの‘態’で唄ったとか。
見る年齢や過ごした時代で思い浮かぶ「貴方のR&B」はそれぞれ違うかも。それでも感動はきっと同じモノを得られることでしょう。
エンターティメント面の感動も得られますが、作品からは夢を追いかけるその人生の選択の妙も読んで取れます。
コーラスグループ「ザ・ドリームス」として大成した彼女達が解散公演で唄う、「私たちは家族・・・大きな根をはり・・・いつまでも家族・・・(至極私的な意訳)」は無くしたくない、でも失わなくては進めなかった大事なモノへの鎮魂歌の様にも感じ静かに心打たれます。
この曲はシチュエーションが違う場面で2回出てくるのですが、全く同じ曲なのに感じ方が違います。(是非、本編劇場で感じてください。)
冒頭、ジェニファーばかりを褒めましたが、いやいやビヨンセだってとっても主演25歳(撮影時は23歳か24歳)とは思えない貫禄でした。
私は、ブラック・ディーバとして惚れていたアリーヤが、不慮の事故で享年22歳という若さでこの世を去った時、残念で(「マトリックス」だって出るはずだったのに)無念で涙が止まりませんでした。
もうアリーヤ以上の歌姫で女優は排出されないかも、と思っていたのですが、今作のビヨンセは本当に素敵で魅力的で、今後の出演作品が楽しみです。
女性陣ばかり褒めましたが、ジェイミーもその傲慢な感じ、エディも踊りも唄も仕草や表情も良かったです。
アカデミー賞の助演女優は凛子に獲って欲しいけど、うむむむ、これは・・・・どうだろう。
自分的に授賞式前に作品を見比べられないので「バベル!日本公開遅い~~!」とイジイジしちゃいそうです。
「ドリームガールズ@映画生活」
by bijomaru0330am | 2007-01-30 23:45 | 試写会