「パイレーツ・オブ・カリビアン/デットマンズ・チェスト」を観る
2006年 08月 01日
毎月一日は、全国的に映画をお安く鑑賞できる日!すごく久しぶりにこのサービスを利用しました。(試写当たらないんだもん)
ジョニー・デップ様(!)の新作♪「パイレーツ・オブ・カリビアン / デットマンズ・チェスト」(題名ながーい)。混雑覚悟で観に行きました。
夏休み中の梅雨明けのサービスデイなんて満席のパンパンでしょ、と思いきや、全然・・・まではいかなくとも、カップル、一席あけて、カップル、なーんて具合に空いた席もそこそこある上映でした。
実は正直前作は公開時あまり興味がなく(海賊に造詣がないの)、随分たってからDVDで観たのですが、事の外オモシロかったので次回作がでると聞いて期待していました。
その辺りから云いますと・・・・「イマイチ。」な印象でした。
でもでも、ジョニデは期待通りの良い味を出していたし、キーラは堂々と、オーランドは相変わらずの魅力(おすぎさんが大喜び)で出演者は誰も期待を裏切っていませんでした。
んじゃ、なんで「イマイチ。」だったのかというと、自分が期待しすぎちゃった~のと、何というか全体的に“東京ディズニーランド(以下TDL)”だった、とでも言いましょうか・・・
(確かにディズニー映画ですが。ちなみに私はTDLを嫌いではありません。)
(↓以下ネタばれありです)
前作でその役、「キャプテン・ジャック・スパロウ」を個性的な解釈と味付けで賛否両論だったジョニー・デップでしたが、今作が公開されるまで、この‘カラー’はれっきとした演技としてカメレオン俳優の異名まで獲得してしまいました。
共演の駆け出し新人だったオーランド&キーラも、作品にも恋のウワサにも恵まれ(!?)いまや押しも押されぬ大スター。
否が応でも期待が大きくなっちゃったんです~、でもこの映画は「健全・命」のディズニー映画。奇抜な中にもどことなく‘安全な’感じが。
幽霊海賊船のコワーいゴーストさん達(フジツボだらけ!)は、目も覆うほど気持ち悪い姿ですが、色っぽいシーンはジャックとエリザベス(キーラ)のKISSシーンくらい。
(ぁ、オーランドとキーラもチュウしますけど)
バシバシッと剣や拳銃も出てきますが、リアル&シリアスではない。
また、これでもか、これでもか!と出てくる、
「人食い人種の住む島」や「無法地帯の港」、「宝箱の島の廃墟」などは、どれもこれもTDLアトラクションやアトラクションを待つ時のウェイティング・スペースの印象が。
一日中アミューズメントスポットで遊んだ時の感覚に落ちました。
スタッフが「アルマゲドン」「パールハーバー」をプロデュースした方だそうなので、上から下から真横から、視線をあっちから~、こっちから~クルックルとカメラ位置が変わって
まさに「ライド(何かに乗ったままアミューズメント施設を見て廻る)」です。
この「現実逃避感」をどう評価するか、がちょっとした‘分かれ目’だと思います。
今回入ったシアターで、私の隣とその隣(連れではない)の60代と思しき男性が・・・・、帰っちゃったんですよ、途中で。「もういいかなー」みたいな感じで。
確かに、彼らはいつでも1000円なんで(きっと)、「(尺が)長いから今日はここまで」なのかもですし、何回も観たのかも。でもアノ年代が二人とも??って感じだったんです。
正直この二人の御仁の行動で、私は途中まで没頭しづらかったデス、はい。
そんなことで思うに、「TDLのシラジラしい笑顔が苦手。」(ファンの方ごめんなさい)
なーんて方にはどうなのでしょうか。
ジョニデの文学系作品での演技が好きな方もキツいかも、です。
(「ウォンカ」が好きなら大丈夫。)
ストーリーとしては、意外に時間の経ってしまった前作の‘絡み’が重要なファクターなので、忘れちゃった方は復習してから見た方がいいでしょう。
前作はきちっと終わった感がありましたが、今作は明らかに次回へつづく的終わり方なので、その辺りも前作を未鑑賞とか、「え!続くの!?」的な方はお困りかと。
いろいろ書いちゃいましたが、楽しくってスゴく手の込んだ作品です。
全編いろんなハプニングが起こるので、絶えず動きのある「大運動会」(大玉ころがし!借り物競争!)の様な映像です。必ず誰かを応援したくなります(笑)
前作にもましていろんな小物(コンパスや烙印)が持つ意味が深いので1回見ても、もう1回見ないと解らないかな、と思える部分もありました。
なので、DVDが出たらメイキングも含めてもう1回じっくり鑑賞したいなー、と思いました。
夏向きな、夏らしい「New冒険大活劇」でしたよ。
「パイレーツ・オブ・カリビアン / デットマンズ・チェスト」公式HP
http://www.disney.co.jp/pirates/
「パイレーツ・オブ・カリビアン / デットマンズ・チェスト@映画生活」
http://www.eigaseikatu.com/title/15036/
ジョニー・デップ様(!)の新作♪「パイレーツ・オブ・カリビアン / デットマンズ・チェスト」(題名ながーい)。混雑覚悟で観に行きました。
夏休み中の梅雨明けのサービスデイなんて満席のパンパンでしょ、と思いきや、全然・・・まではいかなくとも、カップル、一席あけて、カップル、なーんて具合に空いた席もそこそこある上映でした。
実は正直前作は公開時あまり興味がなく(海賊に造詣がないの)、随分たってからDVDで観たのですが、事の外オモシロかったので次回作がでると聞いて期待していました。
その辺りから云いますと・・・・「イマイチ。」な印象でした。
でもでも、ジョニデは期待通りの良い味を出していたし、キーラは堂々と、オーランドは相変わらずの魅力(おすぎさんが大喜び)で出演者は誰も期待を裏切っていませんでした。
んじゃ、なんで「イマイチ。」だったのかというと、自分が期待しすぎちゃった~のと、何というか全体的に“東京ディズニーランド(以下TDL)”だった、とでも言いましょうか・・・
(確かにディズニー映画ですが。ちなみに私はTDLを嫌いではありません。)
(↓以下ネタばれありです)
前作でその役、「キャプテン・ジャック・スパロウ」を個性的な解釈と味付けで賛否両論だったジョニー・デップでしたが、今作が公開されるまで、この‘カラー’はれっきとした演技としてカメレオン俳優の異名まで獲得してしまいました。
共演の駆け出し新人だったオーランド&キーラも、作品にも恋のウワサにも恵まれ(!?)いまや押しも押されぬ大スター。
否が応でも期待が大きくなっちゃったんです~、でもこの映画は「健全・命」のディズニー映画。奇抜な中にもどことなく‘安全な’感じが。
幽霊海賊船のコワーいゴーストさん達(フジツボだらけ!)は、目も覆うほど気持ち悪い姿ですが、色っぽいシーンはジャックとエリザベス(キーラ)のKISSシーンくらい。
(ぁ、オーランドとキーラもチュウしますけど)
バシバシッと剣や拳銃も出てきますが、リアル&シリアスではない。
また、これでもか、これでもか!と出てくる、
「人食い人種の住む島」や「無法地帯の港」、「宝箱の島の廃墟」などは、どれもこれもTDLアトラクションやアトラクションを待つ時のウェイティング・スペースの印象が。
一日中アミューズメントスポットで遊んだ時の感覚に落ちました。
スタッフが「アルマゲドン」「パールハーバー」をプロデュースした方だそうなので、上から下から真横から、視線をあっちから~、こっちから~クルックルとカメラ位置が変わって
まさに「ライド(何かに乗ったままアミューズメント施設を見て廻る)」です。
この「現実逃避感」をどう評価するか、がちょっとした‘分かれ目’だと思います。
今回入ったシアターで、私の隣とその隣(連れではない)の60代と思しき男性が・・・・、帰っちゃったんですよ、途中で。「もういいかなー」みたいな感じで。
確かに、彼らはいつでも1000円なんで(きっと)、「(尺が)長いから今日はここまで」なのかもですし、何回も観たのかも。でもアノ年代が二人とも??って感じだったんです。
正直この二人の御仁の行動で、私は途中まで没頭しづらかったデス、はい。
そんなことで思うに、「TDLのシラジラしい笑顔が苦手。」(ファンの方ごめんなさい)
なーんて方にはどうなのでしょうか。
ジョニデの文学系作品での演技が好きな方もキツいかも、です。
(「ウォンカ」が好きなら大丈夫。)
ストーリーとしては、意外に時間の経ってしまった前作の‘絡み’が重要なファクターなので、忘れちゃった方は復習してから見た方がいいでしょう。
前作はきちっと終わった感がありましたが、今作は明らかに次回へつづく的終わり方なので、その辺りも前作を未鑑賞とか、「え!続くの!?」的な方はお困りかと。
いろいろ書いちゃいましたが、楽しくってスゴく手の込んだ作品です。
全編いろんなハプニングが起こるので、絶えず動きのある「大運動会」(大玉ころがし!借り物競争!)の様な映像です。必ず誰かを応援したくなります(笑)
前作にもましていろんな小物(コンパスや烙印)が持つ意味が深いので1回見ても、もう1回見ないと解らないかな、と思える部分もありました。
なので、DVDが出たらメイキングも含めてもう1回じっくり鑑賞したいなー、と思いました。
夏向きな、夏らしい「New冒険大活劇」でしたよ。
「パイレーツ・オブ・カリビアン / デットマンズ・チェスト」公式HP
http://www.disney.co.jp/pirates/
「パイレーツ・オブ・カリビアン / デットマンズ・チェスト@映画生活」
http://www.eigaseikatu.com/title/15036/
by bijomaru0330am | 2006-08-01 23:45 | 映画鑑賞