「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」を観る
2006年 04月 11日
またまた原作が児童文学「ふしぎなマチルダばあや」、イギリス文学の作品を観て来ました。
宣伝文句も「メリーポピンズ」だ、「ハリーポッター」だ、と書き捲くられていまして、7人の子供が出てくるあたり「サウンド・オブ・ミュージック」をも彷彿させます。
最近頻繁に打ってきているTVCMも楽しげで否が応でも期待が膨らんでしまいました。
が・・・うーん、このところ児童向け文学作品の映画化ラッシュのせいでしょうか、自分が贅沢になったのでしょうか、いま一つ新鮮味に欠けました。
お母さんが病死してしまって、誰も子育てに従事していないブラウン家。
いたずらが過ぎる(過ぎるどころではなく目に余る!)7人(正しくは6人、一人は赤ちゃんなので特に何も出来ない)の子持ちお父さん(コリン・ファース)はナニー(乳母)を探し捲くるのですが、探せど探せどいたずらに根を揚げてナニーはみんな辞めちゃうのです。
と、どこからともなく「貴方にはナニー・マクフィーが必要・・・」と聞こえてきたり、文字が目についたり。
とうとうナニーのなり手の居なくなったブラウン家がめちゃめちゃに・・・!の危機にマクフィーが登場します・・・この辺りまでは結構トントンとオモシロくて引き込まれます。
マクフィー役のエマ・トンプソンは「ハリポ・シリーズ」のトレローニー先生役の女優さん、ハリポではバシバシにヘアメイクして(トレローニー先生は個性的なオシャレさんなのです)おり、ひと目では「え?エマ?」なんですが、今回も出っ歯にイボ、鼻にもイボの“特殊メイク(!?)”でまたまた同一人物には見えません。
その特殊メイクでの初登場シーンは「おーっ」と貫禄十分。
口数が少なく、迫力満点で怖いくらいです。
がしっと子供達に「制裁」を加え、ひれ伏させます。
その後の展開でも、「目に余る子供のお痛→マクフィーの制裁(指導)」(×3)、といろんなパターンで解決されていくのですが、子供達がとにかく生意気でワル過ぎる登場だったので段々良い子なっていく感・・・がちょっとあまりない印象でした。
(ここから↓ちょっとネタばれ・・・でもHPやTVCMでも解るかな?)
その分、子供達が段々校正される「めやす」としてと、マクフィーの容姿が徐々に綺麗になっていきます、これは見た目に判り易い。ですが、その説明がなく、ちょっと?な感じです。
私が大人のせいか、マクフィーとすっかり家計のやりくり事でまいっちゃて、子供をホッチャラかしにしているお父さんとの掛け合いの方がオモシロかったです。
脇役にもキラリとひかる名優が多く掛け合いも笑える。総じて子供向き・・・というより、この手のお話が好きな大人向けな感じでした。
試写会場で一際大笑い(なんでそんなに可笑しいか聴いてみたくなるほど)していたのは、50歳位と思しき、独りで鑑賞しに来た男性で、その次に大喜びしていたのはリタイヤ系老夫婦。
私はいつもの「読書家」といっしょに観たのですが、十代の目にはオモシロくても大爆笑するほどでは・・・との感想でしたから。
でも、色とりどりの綺麗な絵本の様な画で、とっても楽しい作品には違いありません。
今回のヒロイン的役はケイト・ウィンスレットに面差しの似た、「ネバーランド」で愛くるしい演技だったケリー・マクドナルド。典型的なイギリス女優さんの美しさで終盤特に見惚れます。
比較的聞きやすいブリティッシュ・イングリッシュで吹き替えより字幕がオススメですが、吹く替えでないと・・・のお子さんがいる方は、DVDの発売を待ってご家庭で見てもよいかも、です。
何せ、昨今は年配でも性別も問わず内容が子供むけでも、なーんでもいろんな“鑑賞者”がいて、近所に座ってしまう“羽目”になると、映画以上にオモシロ過ぎて、作品に集中できませんから。
・・・・・あのオジさん、何者だったんだろう・・・それにしてもウケ過ぎ・・・・。。
・・・・・ある意味、すっごく怖い・・・・。
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」公式サイト
http://www.nanny-movie.jp/top.html
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ@映画生活」
http://www.eigaseikatu.com/title/15191/
宣伝文句も「メリーポピンズ」だ、「ハリーポッター」だ、と書き捲くられていまして、7人の子供が出てくるあたり「サウンド・オブ・ミュージック」をも彷彿させます。
最近頻繁に打ってきているTVCMも楽しげで否が応でも期待が膨らんでしまいました。
が・・・うーん、このところ児童向け文学作品の映画化ラッシュのせいでしょうか、自分が贅沢になったのでしょうか、いま一つ新鮮味に欠けました。
お母さんが病死してしまって、誰も子育てに従事していないブラウン家。
いたずらが過ぎる(過ぎるどころではなく目に余る!)7人(正しくは6人、一人は赤ちゃんなので特に何も出来ない)の子持ちお父さん(コリン・ファース)はナニー(乳母)を探し捲くるのですが、探せど探せどいたずらに根を揚げてナニーはみんな辞めちゃうのです。
と、どこからともなく「貴方にはナニー・マクフィーが必要・・・」と聞こえてきたり、文字が目についたり。
とうとうナニーのなり手の居なくなったブラウン家がめちゃめちゃに・・・!の危機にマクフィーが登場します・・・この辺りまでは結構トントンとオモシロくて引き込まれます。
マクフィー役のエマ・トンプソンは「ハリポ・シリーズ」のトレローニー先生役の女優さん、ハリポではバシバシにヘアメイクして(トレローニー先生は個性的なオシャレさんなのです)おり、ひと目では「え?エマ?」なんですが、今回も出っ歯にイボ、鼻にもイボの“特殊メイク(!?)”でまたまた同一人物には見えません。
その特殊メイクでの初登場シーンは「おーっ」と貫禄十分。
口数が少なく、迫力満点で怖いくらいです。
がしっと子供達に「制裁」を加え、ひれ伏させます。
その後の展開でも、「目に余る子供のお痛→マクフィーの制裁(指導)」(×3)、といろんなパターンで解決されていくのですが、子供達がとにかく生意気でワル過ぎる登場だったので段々良い子なっていく感・・・がちょっとあまりない印象でした。
(ここから↓ちょっとネタばれ・・・でもHPやTVCMでも解るかな?)
その分、子供達が段々校正される「めやす」としてと、マクフィーの容姿が徐々に綺麗になっていきます、これは見た目に判り易い。ですが、その説明がなく、ちょっと?な感じです。
私が大人のせいか、マクフィーとすっかり家計のやりくり事でまいっちゃて、子供をホッチャラかしにしているお父さんとの掛け合いの方がオモシロかったです。
脇役にもキラリとひかる名優が多く掛け合いも笑える。総じて子供向き・・・というより、この手のお話が好きな大人向けな感じでした。
試写会場で一際大笑い(なんでそんなに可笑しいか聴いてみたくなるほど)していたのは、50歳位と思しき、独りで鑑賞しに来た男性で、その次に大喜びしていたのはリタイヤ系老夫婦。
私はいつもの「読書家」といっしょに観たのですが、十代の目にはオモシロくても大爆笑するほどでは・・・との感想でしたから。
でも、色とりどりの綺麗な絵本の様な画で、とっても楽しい作品には違いありません。
今回のヒロイン的役はケイト・ウィンスレットに面差しの似た、「ネバーランド」で愛くるしい演技だったケリー・マクドナルド。典型的なイギリス女優さんの美しさで終盤特に見惚れます。
比較的聞きやすいブリティッシュ・イングリッシュで吹き替えより字幕がオススメですが、吹く替えでないと・・・のお子さんがいる方は、DVDの発売を待ってご家庭で見てもよいかも、です。
何せ、昨今は年配でも性別も問わず内容が子供むけでも、なーんでもいろんな“鑑賞者”がいて、近所に座ってしまう“羽目”になると、映画以上にオモシロ過ぎて、作品に集中できませんから。
・・・・・あのオジさん、何者だったんだろう・・・それにしてもウケ過ぎ・・・・。。
・・・・・ある意味、すっごく怖い・・・・。
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」公式サイト
http://www.nanny-movie.jp/top.html
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ@映画生活」
http://www.eigaseikatu.com/title/15191/
by bijomaru0330am | 2006-04-11 23:45 | 試写会