「ファイヤーウォール」を観る
2006年 03月 25日
最近やり始めたTVCMで、これ当たらないかな、と思っていた作品が当たった。
4月1日(エイプリルフールですね)公開のハイソン・フォード主演作です。
我が家にはシステム関係をなにわいにする現役エンジニアと、元システム関係の部署にもいた私(エンジニアではナイ)と、何かとネットワークに関係していたせいか“サイバーテロ”とか“ウィルス”といったシステム用語に軽く反応してしまいます。
銀行のシステムセキュリティ担当のジャック(フォード)が用意周到に事細かなプライベートまで調べ上げられ、銀行強盗の片棒を担がなければならないように、家族を人質にとられ、絶対絶命に落ちる映画。
主演が天下のハリソン・フォードなので(?)、映像もセット(使用する車も)も豪華でセンスに溢れています。
勿論、銀行で個人部屋を与えられている管理職さんなので優雅な生活、と言えば当たり前な設定なんですが。
奥さん役の女優さんがかなり若く、子供も年齢が小さい設定なので、
・・・以前、バリバリの同年代キャリアウーマンと早めに離婚して再婚、したのかな・・・、
などと作品には全く関係ナイ想像も働かせたくなります。
下手すると“おじいちゃん”役になっちゃうハリソン・フォードがまるで「40歳代の家庭」に出てくるのですが、まあ何とかそんなにミスマッチでもなく思えるのは、やっぱりかっこいいおじじだからでしょうか、それともプライベートでもかなり年の離れた彼女との関係が反映されているのでしょうか。(余計なお世話です)
話は冒頭、オープニングカットも斬新に、幸せな家庭に忍び寄る不穏な影・・・で、鼻から盛り上がって描かれます。コレはどんなサイバー犯罪なのかと興味が沸きます。
ジャックの秘書役には「メラニーは行く!」などでアカデミー女優リースとの絡みが多い、
メアリー・リン・ライスカブ。
あまり賢そうな登場ではないですが、しっかりした秘書さん、という印象で後半に何かしらのキーマンとなることが察せます。
主の不在に、ドカドカと豪邸に侵入してくる強盗団。
あらゆる機器、コンピューターを駆使し、完全犯罪をもくろむのです。
しかし、しかしです。
結構アチコチに落ち度が満載な強盗団なんですよね。
ネタバレになるかもなんですが、
あんなに毎日銀行に通っていたら顔バレまる出し、だし、指紋もついてるでしょ。
銀行は実際あちこちにTVカメラあるから声紋も取れるし。
ネットでいわゆるフィッシング的にジャックに負債がある様に見せかけますが、ログ残るじゃないですか。
大体銀行屋がシステム室にはホイホイ部外者(FBIでも)入れないでしょ。
毎日ジャックをしらみつぶしに監視していたくせに、会社が合併することは知らないし。
家族のいろんな事を調べあげているはずなのに、見落としも多い。(電波出てるでしょ!)
それに・・・コンピュータで制服しようにも、相手もシステム屋なのを忘れてはいけません。
結果、観る前から大体の察しはつくエンディングなんですが、この作品は「その行程」を楽しむ映画なので、オモシロくないなんてことなく、十分に犯罪スリラー(と宣伝チラシには書いてある)を楽しめます。
で、同行者ともども感じたのはハリソンの映画ってこういうの多い・・・・でした。
ハリソン・フォードがどうにかなっちゃうのは「ホワット・ライズ・ビニーズ」くらいなんではないですか、絶対彼はヘンな目には合わない終わり方でなのでは。
期待を裏切らず、ジャックは家族の為に戦います。(本人の演じたカットはボツで結局スタントらしいんですが)
一つ、鑑賞者の立場から裏切られたのは、「アノヒト」悪いヒトじゃなかったんだ、ってことですか。(誰なのかは映画をみて同感してください)
コンピューター支配のこの世の中で、ジャックが頼り信じたものは・・・・
「会社にとっての本当の財産」でした。
どこの国でも会社でも、信頼と愛がナイ奴はダメ、ってことなんでしょうか。
「ファイヤー・ウォール」 公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/firewall/
「ファイヤー・ウォール@映画生活」
http://www.eigaseikatu.com/title/15002/
4月1日(エイプリルフールですね)公開のハイソン・フォード主演作です。
我が家にはシステム関係をなにわいにする現役エンジニアと、元システム関係の部署にもいた私(エンジニアではナイ)と、何かとネットワークに関係していたせいか“サイバーテロ”とか“ウィルス”といったシステム用語に軽く反応してしまいます。
銀行のシステムセキュリティ担当のジャック(フォード)が用意周到に事細かなプライベートまで調べ上げられ、銀行強盗の片棒を担がなければならないように、家族を人質にとられ、絶対絶命に落ちる映画。
主演が天下のハリソン・フォードなので(?)、映像もセット(使用する車も)も豪華でセンスに溢れています。
勿論、銀行で個人部屋を与えられている管理職さんなので優雅な生活、と言えば当たり前な設定なんですが。
奥さん役の女優さんがかなり若く、子供も年齢が小さい設定なので、
・・・以前、バリバリの同年代キャリアウーマンと早めに離婚して再婚、したのかな・・・、
などと作品には全く関係ナイ想像も働かせたくなります。
下手すると“おじいちゃん”役になっちゃうハリソン・フォードがまるで「40歳代の家庭」に出てくるのですが、まあ何とかそんなにミスマッチでもなく思えるのは、やっぱりかっこいいおじじだからでしょうか、それともプライベートでもかなり年の離れた彼女との関係が反映されているのでしょうか。(余計なお世話です)
話は冒頭、オープニングカットも斬新に、幸せな家庭に忍び寄る不穏な影・・・で、鼻から盛り上がって描かれます。コレはどんなサイバー犯罪なのかと興味が沸きます。
ジャックの秘書役には「メラニーは行く!」などでアカデミー女優リースとの絡みが多い、
メアリー・リン・ライスカブ。
あまり賢そうな登場ではないですが、しっかりした秘書さん、という印象で後半に何かしらのキーマンとなることが察せます。
主の不在に、ドカドカと豪邸に侵入してくる強盗団。
あらゆる機器、コンピューターを駆使し、完全犯罪をもくろむのです。
しかし、しかしです。
結構アチコチに落ち度が満載な強盗団なんですよね。
ネタバレになるかもなんですが、
あんなに毎日銀行に通っていたら顔バレまる出し、だし、指紋もついてるでしょ。
銀行は実際あちこちにTVカメラあるから声紋も取れるし。
ネットでいわゆるフィッシング的にジャックに負債がある様に見せかけますが、ログ残るじゃないですか。
大体銀行屋がシステム室にはホイホイ部外者(FBIでも)入れないでしょ。
毎日ジャックをしらみつぶしに監視していたくせに、会社が合併することは知らないし。
家族のいろんな事を調べあげているはずなのに、見落としも多い。(電波出てるでしょ!)
それに・・・コンピュータで制服しようにも、相手もシステム屋なのを忘れてはいけません。
結果、観る前から大体の察しはつくエンディングなんですが、この作品は「その行程」を楽しむ映画なので、オモシロくないなんてことなく、十分に犯罪スリラー(と宣伝チラシには書いてある)を楽しめます。
で、同行者ともども感じたのはハリソンの映画ってこういうの多い・・・・でした。
ハリソン・フォードがどうにかなっちゃうのは「ホワット・ライズ・ビニーズ」くらいなんではないですか、絶対彼はヘンな目には合わない終わり方でなのでは。
期待を裏切らず、ジャックは家族の為に戦います。(本人の演じたカットはボツで結局スタントらしいんですが)
一つ、鑑賞者の立場から裏切られたのは、「アノヒト」悪いヒトじゃなかったんだ、ってことですか。(誰なのかは映画をみて同感してください)
コンピューター支配のこの世の中で、ジャックが頼り信じたものは・・・・
「会社にとっての本当の財産」でした。
どこの国でも会社でも、信頼と愛がナイ奴はダメ、ってことなんでしょうか。
「ファイヤー・ウォール」 公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/firewall/
「ファイヤー・ウォール@映画生活」
http://www.eigaseikatu.com/title/15002/
by bijomaru0330am | 2006-03-25 00:00 | 試写会