「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を観る
2010年 03月 05日
初めて予告を観た時は「ぁ~また‘この手の児童文学’の映像化か。」と穿った見方だった私。公開が近くなって、徐々に増える公開映像は、水を操るパーシーとユア・サーマンのドレッドヘア(笑)。パンチあり過ぎ~。
一気に鑑賞意欲がUPした「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を観てきました。監督は、あのクリス・コロンバスっていうのも‘みそ’です。
↓ここからネタバレ少々。・・・原作との相違ってあるのかしらん。ちょっと気になる。
パーシー(ローガン・ラーマン)はプールの底に座っていると落ち着くという水好きな少年。授業中に黒板の文字がバラバラに見えて書かれている文字とは違う意味に見えたり、なんだか“空耳”が聞こえたり。自分はどこかオカしいのか?思いつつも高校生活は過ぎていく。そんなパーシーを母サリー(キャサリン・キーナー)は暖かく見守る。しかし、実はそのパーシーを見守っているのは他にも何人もいたのだ、それを知ることなったパーシーは・・・。
児童文学だからか、大人にはちょっとタルい出だしです、しかも青春モノだし。「ハイスクール・ミュージカル」のようなテンポ・芸達者を期待していたので、ややクジくじけ気味に。
でもオリンポスの神様が人間界に下りてきた時、交差点で信号守るとは思わなかったので、その部分で「ぁ、そうだった“ファンタジー”だった、(気持ち)浸からなゃ損。」と思っちゃいました。格好もデニムだった、しかもパーカー着てた、ポセイドンが。ふふ。
実はパーシーはデミゴット(神様と人間のハーフ)で、それを知らぬは本人のみ。ポセイドンがお父さん、ってデミゴット界のサラブレットだったのです!
・・・なにやら「ハリー」っぽいー(笑)。監督がコロンバスだから?いやいや、原作がそうなんでしょうね(未読です)。ありがちっちゃ~そうです。でも「ハリー・ポッター」を髣髴させる部分は多々。いや、他にも名だたる児童文学を思い起こさせる部分は一杯ありました。「ナルニア国物語」「アレックス・ライダー(女王陛下の少年スパイ)」「ライラの冒険」・・・どの作品にも共通する、「親御さんに恵まれない(いない、とか片親とか)」という設定や、自らの運命を知らずに一定の年齢まで育っているとか。(自分、どんだけ児童文学好きやねん、と自らにつっこみ入れ~)ただこの作品、「USA」カラー前面だしで、とってもアメリカン(いうなれば、ハンバーガー食べながら観たい、的な)な元気な作品なんですねー。現実に存在するアメリカの有名(しかもかなりベタな)地へ旅したり、自動車もファッションもTheUSA。このあたりがとっつきやすくて、敷居が低い感じがしました。他の作品のいいとこどりしちゃてる!?って見方もありますが、良い方に出ているかなー。
自分が何者が判ったパーシーはゼウスの怒りと誤解を解くために、冥界に囚われた母を助けに仲間と旅に出る(これがベタな観光地ね)。この冥界のシーン、いい感じに映像化されていたと思います、おどろおどろしさがヨカッタ。「ライラ」の続編でも冥界が出てきますが、こりゃハードル上ったぞぉ
パーシー役のローガン君、今後どう転ぶのか、全然色に染まっていないだけに続編も出来る風なので、男の子っぽさUPに期待しています。
「ハリー」でいうハーマイオニー役、アナベス(アレクサンドラ・ダダリオ)はしっかりした身体つきで、戦争モノやアクション作品にもオファーがきそう!パーシーの親友、タムナスさん・・・じゃなかった、ロン・・・でもなかった、グローバー(ブランドン・T・ジャクソン)は黒人系ってとこはホントアメリカっぽい。彼のセリフでカラフルなスパンコールやネオンサインが輝くアメリカ、って落とし所の役回りなので、上手くいけば、ウィル・スミスの後釜ラインを狙えるか!?
それから、これまた児童文学作品では当り前の脇を固める大人な役者が勢ぞろい。
パーシーの教育係はピアーズ・ブロスナンだし、ゼウスはショーン・ビーンだし、女性陣がまた豪華。お母さん役のキャサリン・キーナーはベテランだし、冥界にはロザリオ・ドーソン、なんたって、メデューサ!ユア・サーマン!私は半分この人のメデューサ観たさに出掛けた様なモンです。本当にこの人は・・・何時の頃からズバっと抜けてきましたね、個人的意見ですが、ユマとケイト・ブランシェット(役がカブるらしいが)の何でもイケるアラフォー女優、ある意味一番ノってますよね。
続編でも名立たるベテランによってパーシーが成長する事を期待したい作品でした。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」@ぴあ映画生活
一気に鑑賞意欲がUPした「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を観てきました。監督は、あのクリス・コロンバスっていうのも‘みそ’です。
↓ここからネタバレ少々。・・・原作との相違ってあるのかしらん。ちょっと気になる。
パーシー(ローガン・ラーマン)はプールの底に座っていると落ち着くという水好きな少年。授業中に黒板の文字がバラバラに見えて書かれている文字とは違う意味に見えたり、なんだか“空耳”が聞こえたり。自分はどこかオカしいのか?思いつつも高校生活は過ぎていく。そんなパーシーを母サリー(キャサリン・キーナー)は暖かく見守る。しかし、実はそのパーシーを見守っているのは他にも何人もいたのだ、それを知ることなったパーシーは・・・。
児童文学だからか、大人にはちょっとタルい出だしです、しかも青春モノだし。「ハイスクール・ミュージカル」のようなテンポ・芸達者を期待していたので、ややクジくじけ気味に。
でもオリンポスの神様が人間界に下りてきた時、交差点で信号守るとは思わなかったので、その部分で「ぁ、そうだった“ファンタジー”だった、(気持ち)浸からなゃ損。」と思っちゃいました。格好もデニムだった、しかもパーカー着てた、ポセイドンが。ふふ。
実はパーシーはデミゴット(神様と人間のハーフ)で、それを知らぬは本人のみ。ポセイドンがお父さん、ってデミゴット界のサラブレットだったのです!
・・・なにやら「ハリー」っぽいー(笑)。監督がコロンバスだから?いやいや、原作がそうなんでしょうね(未読です)。ありがちっちゃ~そうです。でも「ハリー・ポッター」を髣髴させる部分は多々。いや、他にも名だたる児童文学を思い起こさせる部分は一杯ありました。「ナルニア国物語」「アレックス・ライダー(女王陛下の少年スパイ)」「ライラの冒険」・・・どの作品にも共通する、「親御さんに恵まれない(いない、とか片親とか)」という設定や、自らの運命を知らずに一定の年齢まで育っているとか。(自分、どんだけ児童文学好きやねん、と自らにつっこみ入れ~)ただこの作品、「USA」カラー前面だしで、とってもアメリカン(いうなれば、ハンバーガー食べながら観たい、的な)な元気な作品なんですねー。現実に存在するアメリカの有名(しかもかなりベタな)地へ旅したり、自動車もファッションもTheUSA。このあたりがとっつきやすくて、敷居が低い感じがしました。他の作品のいいとこどりしちゃてる!?って見方もありますが、良い方に出ているかなー。
自分が何者が判ったパーシーはゼウスの怒りと誤解を解くために、冥界に囚われた母を助けに仲間と旅に出る(これがベタな観光地ね)。この冥界のシーン、いい感じに映像化されていたと思います、おどろおどろしさがヨカッタ。「ライラ」の続編でも冥界が出てきますが、こりゃハードル上ったぞぉ
パーシー役のローガン君、今後どう転ぶのか、全然色に染まっていないだけに続編も出来る風なので、男の子っぽさUPに期待しています。
「ハリー」でいうハーマイオニー役、アナベス(アレクサンドラ・ダダリオ)はしっかりした身体つきで、戦争モノやアクション作品にもオファーがきそう!パーシーの親友、タムナスさん・・・じゃなかった、ロン・・・でもなかった、グローバー(ブランドン・T・ジャクソン)は黒人系ってとこはホントアメリカっぽい。彼のセリフでカラフルなスパンコールやネオンサインが輝くアメリカ、って落とし所の役回りなので、上手くいけば、ウィル・スミスの後釜ラインを狙えるか!?
それから、これまた児童文学作品では当り前の脇を固める大人な役者が勢ぞろい。
パーシーの教育係はピアーズ・ブロスナンだし、ゼウスはショーン・ビーンだし、女性陣がまた豪華。お母さん役のキャサリン・キーナーはベテランだし、冥界にはロザリオ・ドーソン、なんたって、メデューサ!ユア・サーマン!私は半分この人のメデューサ観たさに出掛けた様なモンです。本当にこの人は・・・何時の頃からズバっと抜けてきましたね、個人的意見ですが、ユマとケイト・ブランシェット(役がカブるらしいが)の何でもイケるアラフォー女優、ある意味一番ノってますよね。
続編でも名立たるベテランによってパーシーが成長する事を期待したい作品でした。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」@ぴあ映画生活
by bijomaru0330am | 2010-03-05 23:45 | 映画鑑賞