「サヨナライツカ」を観る
2009年 12月 25日
R15指定で、X'masの夜に女二人で観るのはどうなんだ(なんでもないオトコの人と二人でみるのはもっとどうなんだ。笑)、と思ったけれど、話の初めの頃にはっとするシーンがあったけど、主演の中山美穂ちゃん(久々のスクリーン復帰!)の元々もっている可愛らしさがそうエロさを強調させなかった「サヨナライツカ」を観てきました。
一度頓挫(って表現でいいのかな)して、監督(当初、行定監督)も相手役(当初、大沢たかお)も変更され、公開時期もそうとう遅くなったこの作品、正直「やっぱりちょっと(時期が)遅かったんでは?」と感じました。
↓ここから若干ネタばれあり。美穂ちゃんの艶かしい姿は・・・(うふふ)
豊(西島秀俊)はエアライン会社に勤める野望多き青年。貞淑な婚約者(石田ゆり子)は有力者の娘で、将来は約束されている。結婚前のバンコックへの出張の際、同僚の友人に謎めいた美しい女性を紹介される。その女・沓子(中山美穂)は本能の赴くまま生きる、ゴージャスで妖艶な女だった。
う~ん。とっても綺麗だった美穂ちゃん。同じ世代女性として尊敬します、素晴らしい。
でも、彼女のアイドル時代からを知っているし、彼女が泥臭い役等してこなかったイメージもあるし、他の作品では彼女に良く似合った役と思ってきたけど、これは・・・どうなんだろう。先日6chのインタビューで「この役は運命。」と語っていた彼女。ダンナ様の作品だモノねー。すっかり‘オトナ’のミポリンなので、こういう役もいいんですけど、なにせブランクが大きいから良くも悪くも‘穢れが無くて’。
きっちりお化粧してベットに誘う彼女、薄絹のドレスで身体の線も露の彼女、きれいでしたが、意地悪書いちゃうといつも出ているCFみたい。ナチュラルメイクの沓子が一番そそられ(笑)たんですけど。
このストーリー、出会ってからその25年後、っていうふり幅広いんですよ、西島さんも美穂ちゃんも頑張って演じていたんですが、何せ二人ともキレイな(笑)アラフォーなんで、手の甲とかに‘しみ’のメイクとかしているんですが・・・もっと爪とかに老け感を出して欲しかったな、ああいう接客業(おっとネタバレ)では長い爪はどうなんでしょうね・・・くたびれ感がなくて、どうなんだか、と思っちゃいました。豊の婚約者役・石田ゆり子さんが一番いい感じだったです、彼女役得?いやいや本来持っている演技力の成せる業かな。
西島さんはベットシーンが多いのでしっかり身体を鍛えてきたそうで、キレイな大胸筋と腹筋でした。タイ語も堪能でいかにも航空会社のひと、って感じ。「沈まぬ太陽」でもそうでしたが航空会社の社員さんは一種独特なものがありますよね、商社・・・とも違う、なんか征服欲的なモノを持ている人が多いのでしょうか。
年代的(1975年の話)にもよるんでしょうが、エリートはあーゆーふーな事になっても世間的にOKなんですかね。劇中、「賢い男は道に迷わないものだ」というセリフがでてくるのですが、では「賢くない男」だったら迷うのでしょうか、それはダメでしょうか。
世の中でのし上げる際に迷うことなく進める人がいい、ということでしょうか。・・・人間性の好みとしては迷う人が好みです。ただ私は女性なのであんまり迷いすぎるパートナーも現実的に疲れるんで、どちらもソコソコの普通の人がいいかな(一番贅沢かも)、と感じちゃいました。
豊は迷うような人生を歩く気もなく、沓子も自分の欲求のみで生きてきていた、けれど。
道を踏み外すほどの出会いであった、といいたかった作品なんでしょうが、どうももその辺りは心に響かなかったんですよね~。
中山美穂ちゃんの美しさ再確認の映画、ってことは確かな作品でした。、
あと、ゆり子さんの光子さんの賢明さの光る内容でした。タイのホテルも素敵で「バブルっ」ってとっても素敵な感じでしたよ。
「サヨナライツカ」@ぴあ映画生活
一度頓挫(って表現でいいのかな)して、監督(当初、行定監督)も相手役(当初、大沢たかお)も変更され、公開時期もそうとう遅くなったこの作品、正直「やっぱりちょっと(時期が)遅かったんでは?」と感じました。
↓ここから若干ネタばれあり。美穂ちゃんの艶かしい姿は・・・(うふふ)
豊(西島秀俊)はエアライン会社に勤める野望多き青年。貞淑な婚約者(石田ゆり子)は有力者の娘で、将来は約束されている。結婚前のバンコックへの出張の際、同僚の友人に謎めいた美しい女性を紹介される。その女・沓子(中山美穂)は本能の赴くまま生きる、ゴージャスで妖艶な女だった。
う~ん。とっても綺麗だった美穂ちゃん。同じ世代女性として尊敬します、素晴らしい。
でも、彼女のアイドル時代からを知っているし、彼女が泥臭い役等してこなかったイメージもあるし、他の作品では彼女に良く似合った役と思ってきたけど、これは・・・どうなんだろう。先日6chのインタビューで「この役は運命。」と語っていた彼女。ダンナ様の作品だモノねー。すっかり‘オトナ’のミポリンなので、こういう役もいいんですけど、なにせブランクが大きいから良くも悪くも‘穢れが無くて’。
きっちりお化粧してベットに誘う彼女、薄絹のドレスで身体の線も露の彼女、きれいでしたが、意地悪書いちゃうといつも出ているCFみたい。ナチュラルメイクの沓子が一番そそられ(笑)たんですけど。
このストーリー、出会ってからその25年後、っていうふり幅広いんですよ、西島さんも美穂ちゃんも頑張って演じていたんですが、何せ二人ともキレイな(笑)アラフォーなんで、手の甲とかに‘しみ’のメイクとかしているんですが・・・もっと爪とかに老け感を出して欲しかったな、ああいう接客業(おっとネタバレ)では長い爪はどうなんでしょうね・・・くたびれ感がなくて、どうなんだか、と思っちゃいました。豊の婚約者役・石田ゆり子さんが一番いい感じだったです、彼女役得?いやいや本来持っている演技力の成せる業かな。
西島さんはベットシーンが多いのでしっかり身体を鍛えてきたそうで、キレイな大胸筋と腹筋でした。タイ語も堪能でいかにも航空会社のひと、って感じ。「沈まぬ太陽」でもそうでしたが航空会社の社員さんは一種独特なものがありますよね、商社・・・とも違う、なんか征服欲的なモノを持ている人が多いのでしょうか。
年代的(1975年の話)にもよるんでしょうが、エリートはあーゆーふーな事になっても世間的にOKなんですかね。劇中、「賢い男は道に迷わないものだ」というセリフがでてくるのですが、では「賢くない男」だったら迷うのでしょうか、それはダメでしょうか。
世の中でのし上げる際に迷うことなく進める人がいい、ということでしょうか。・・・人間性の好みとしては迷う人が好みです。ただ私は女性なのであんまり迷いすぎるパートナーも現実的に疲れるんで、どちらもソコソコの普通の人がいいかな(一番贅沢かも)、と感じちゃいました。
豊は迷うような人生を歩く気もなく、沓子も自分の欲求のみで生きてきていた、けれど。
道を踏み外すほどの出会いであった、といいたかった作品なんでしょうが、どうももその辺りは心に響かなかったんですよね~。
中山美穂ちゃんの美しさ再確認の映画、ってことは確かな作品でした。、
あと、ゆり子さんの光子さんの賢明さの光る内容でした。タイのホテルも素敵で「バブルっ」ってとっても素敵な感じでしたよ。
「サヨナライツカ」@ぴあ映画生活
by bijomaru0330am | 2009-12-25 23:45 | 試写会