「二十世紀少年 -第2章- 最後の希望」 を観る
2009年 01月 26日
今年初めての試写会(ヤッター♪)は「二十世紀少年 -第2章- 最後の希望」でした。
試写会マニアにしちゃぁ、大分スロースターターですが(私ってそうなんだよねぇ)、初回に相応しい(!?)大作でした。
「第1章」を鑑賞した時は、ちょっと安易なレビューで逃げてしまったので、今回はしっかり書きますよ。
↓ここからややネタバレあり、コミック既読者も意外な発見があるか?
“血のおおみそか”から15年。ケンジ(唐沢寿明)の姪のカンナ(平愛梨)は女子高校生になった。学校の近世・日本史の時間には“血のおおみそか”について「テロリスト遠藤ケンジは極悪人、それを阻止した‘ともだち’は世界の救世主」と皆が習う。真実を知るカンナは事あるごとに教師につっかかり、強制指導として「ともだちランド」という政府公認(?)の施設に友人の響子(木南晴夏)と共に入れられてしまう。
カンナ役に抜擢されなければ、全く知らなかったカンナ役の平愛梨ちゃん。番宣で常盤さんが「役柄で始終カンナを案ずるが、撮影外でも愛梨ちゃんが心配で気がかりだった。」と話していた。番宣では確かに「え~、この子大丈夫?」って、キレちゃっているっていうか、天然っていうか、今時キャラ?な不思議ちゃんだった愛梨ちゃんだけど、作品ではそう悪くなかったと思います。コミック未読なのでなんとも・・・ですが、目力があって、躍動感あふれる演技でした(今後、他の役が出来るかは疑問だが)。
それより、う~んとこ良かったのが“小泉響子”(笑)役の木南晴夏ちゃん!!TVドラマ「銭ゲバ」でも異彩を放つ演技ですが、印象大!この子の役、なんかKeyになるのかな?
第3章も出てて欲しいなぁ。演技も上手いし出過ぎてないし、凄くヨカッタと思いました。
カンナは「ともだちランド」で何か情報を掴めるのではないかと、わざとハイスコア(ランドはゲーセンみたいな体験パーク)をとり、バーチャル体験(「トータルリコール」みたいな感じ?)でケンジが小学生だった時代、1971年に脳内ワープする。
第1章でよく判らなかった部分がここでちょっと解消しましたね。コミック読んでないと、こんなに長い話は前作の事もうる覚えだったんけど。
この「ともだちランド」に行かされたニューハーフが惨殺され、係わってきた刑事が第1章でさっさと殺された蝶野刑事の孫(藤木直人)だったり、オッチョ(トヨエツ)が投獄されていた監獄での隣人(お向かいさん)の風刺漫画家の角田(森山未来)とか、前作でいなかったキャラや一瞬しか出てなかったキャラも出てきてある意味益々混沌としているが、どうもケンジの幼馴染がカルトな政治家(一人じゃナイかも)で、細菌兵器の開発をケンジの姉が関わった、というのは明々白々。(って、初めからそれは判っているんだけど)この第2章でなんとなく「ともだち」の大まかな姿が判って、いよいよ第3章でケンジ復活!ってことなのねー。
やっぱり尺(2時間18分)が長いですよね、しかも映画だと三部に分かれちゃうと、もう忘れちゃって、コミックファンでないと楽しめない部分もあると感じました、ついていけないわ。まぁ、コミックとはちょっと違った展開になるらしいけど、どこがどう違うのか判らないから、私としてはコレが「20世紀少年」なんだなー、とは思っています。でも、20世紀少年の代名詞がケンジで、彼が主役的位置と思っていたので、この2章にほとんど登場しないとは思いませんでしたし。
(オッチョが主役みたいですよね、違うんだとは思うけど。)
コミックの世界をどこまで忠実に再現したかが「キモ」みたいなんでそれは100点満点なんじゃないでしょうか。前作もそうでしたが、俳優さんが豪華ですよね。響子役以外で光っていたのは、小池栄子ちゃんの「ともだちランド」隊長(?)・高須のキモいこと。この人、こういうキモ系女優としての地位を確立しましたね、長生きしそうです。
それから「13番」のARATAさんがどうしても吾郎ちゃんに見えて仕方なかった(ファンの方々お許しを)です。
エンディングで第3章の予告もあって、時間あったら続けて見たほうがいいかも。と感じてしまいました(忘れちゃうんだもん)。でも、面白かったですよ。
「二十世紀少年 -第2章- 最後の希望」@映画生活
試写会マニアにしちゃぁ、大分スロースターターですが(私ってそうなんだよねぇ)、初回に相応しい(!?)大作でした。
「第1章」を鑑賞した時は、ちょっと安易なレビューで逃げてしまったので、今回はしっかり書きますよ。
↓ここからややネタバレあり、コミック既読者も意外な発見があるか?
“血のおおみそか”から15年。ケンジ(唐沢寿明)の姪のカンナ(平愛梨)は女子高校生になった。学校の近世・日本史の時間には“血のおおみそか”について「テロリスト遠藤ケンジは極悪人、それを阻止した‘ともだち’は世界の救世主」と皆が習う。真実を知るカンナは事あるごとに教師につっかかり、強制指導として「ともだちランド」という政府公認(?)の施設に友人の響子(木南晴夏)と共に入れられてしまう。
カンナ役に抜擢されなければ、全く知らなかったカンナ役の平愛梨ちゃん。番宣で常盤さんが「役柄で始終カンナを案ずるが、撮影外でも愛梨ちゃんが心配で気がかりだった。」と話していた。番宣では確かに「え~、この子大丈夫?」って、キレちゃっているっていうか、天然っていうか、今時キャラ?な不思議ちゃんだった愛梨ちゃんだけど、作品ではそう悪くなかったと思います。コミック未読なのでなんとも・・・ですが、目力があって、躍動感あふれる演技でした(今後、他の役が出来るかは疑問だが)。
それより、う~んとこ良かったのが“小泉響子”(笑)役の木南晴夏ちゃん!!TVドラマ「銭ゲバ」でも異彩を放つ演技ですが、印象大!この子の役、なんかKeyになるのかな?
第3章も出てて欲しいなぁ。演技も上手いし出過ぎてないし、凄くヨカッタと思いました。
カンナは「ともだちランド」で何か情報を掴めるのではないかと、わざとハイスコア(ランドはゲーセンみたいな体験パーク)をとり、バーチャル体験(「トータルリコール」みたいな感じ?)でケンジが小学生だった時代、1971年に脳内ワープする。
第1章でよく判らなかった部分がここでちょっと解消しましたね。コミック読んでないと、こんなに長い話は前作の事もうる覚えだったんけど。
この「ともだちランド」に行かされたニューハーフが惨殺され、係わってきた刑事が第1章でさっさと殺された蝶野刑事の孫(藤木直人)だったり、オッチョ(トヨエツ)が投獄されていた監獄での隣人(お向かいさん)の風刺漫画家の角田(森山未来)とか、前作でいなかったキャラや一瞬しか出てなかったキャラも出てきてある意味益々混沌としているが、どうもケンジの幼馴染がカルトな政治家(一人じゃナイかも)で、細菌兵器の開発をケンジの姉が関わった、というのは明々白々。(って、初めからそれは判っているんだけど)この第2章でなんとなく「ともだち」の大まかな姿が判って、いよいよ第3章でケンジ復活!ってことなのねー。
やっぱり尺(2時間18分)が長いですよね、しかも映画だと三部に分かれちゃうと、もう忘れちゃって、コミックファンでないと楽しめない部分もあると感じました、ついていけないわ。まぁ、コミックとはちょっと違った展開になるらしいけど、どこがどう違うのか判らないから、私としてはコレが「20世紀少年」なんだなー、とは思っています。でも、20世紀少年の代名詞がケンジで、彼が主役的位置と思っていたので、この2章にほとんど登場しないとは思いませんでしたし。
(オッチョが主役みたいですよね、違うんだとは思うけど。)
コミックの世界をどこまで忠実に再現したかが「キモ」みたいなんでそれは100点満点なんじゃないでしょうか。前作もそうでしたが、俳優さんが豪華ですよね。響子役以外で光っていたのは、小池栄子ちゃんの「ともだちランド」隊長(?)・高須のキモいこと。この人、こういうキモ系女優としての地位を確立しましたね、長生きしそうです。
それから「13番」のARATAさんがどうしても吾郎ちゃんに見えて仕方なかった(ファンの方々お許しを)です。
エンディングで第3章の予告もあって、時間あったら続けて見たほうがいいかも。と感じてしまいました(忘れちゃうんだもん)。でも、面白かったですよ。
「二十世紀少年 -第2章- 最後の希望」@映画生活
by bijomaru0330am | 2009-01-26 23:45 | 試写会